先日、再入荷お知らせメールを設定していた「三年漬け 自然農法梅干 【紀和の里梅】」(500g/1400円)をやっと注文でき、無事届きました!
約1年前のメール設定後に何度か再入荷メールが来たのですが、すぐに売り切れになってしまうため1度も注文できずにいたのですが、ようやく注文できて嬉しかったです。
早速開封して、まずこのきれいな色に驚きました!紫蘇選びや紫蘇の量にこだわって出された色だそうですが、とっても綺麗!
さらに、梅と紫蘇の香りもいい!
あまりに美味しそうだったので、早速少し食べてみたところ、お、美味しい~!!
塩分濃度15%の梅干しなので酸っぱいですが、梅干しだけで食べても美味しいです。あと紫蘇も美味しい~
レビューの中に「これを食べたら、他の梅干しは食べられません」と書かれている方がいましたが、同感です。
長い間樽の中で熟成させると、酸味や梅干がまろやかになるそうですが、しそと塩だけでここまで美味しくするには相当の技術が必要だと思います。
さて、この梅干しを作られているのは、三重県熊野市紀和町で30年以上前から無農薬・無化学肥料の自然農法で米や野菜を作り続けている、畑さんという方。
故郷の自然を守るために自分の満足できる商品を作り、それを理解してくれる人たちに使ってもらうことが必要だと考え、梅干しや梅ジャムづくりをしてこられたのだそうです。
通常、「三年物」「三年漬け」の梅干はとても高価ですが、畑さんは「梅干は毎日食べるものだから、絶対に高くてはいけない」という信念があるそうで…
値段を抑えるために、梅の栽培だけでなく梅干しや梅ジャムへの加工も、全て畑さんご家族でされているのだそうです。
そんな強い信念とこだわりを持って、長年あらゆる試行錯誤をされた結果、今回注文した梅干しや梅ジャムなどができたことを思うと、こうして食べられることに深く感謝。
ちなみに、梅干しに使われている梅は、農薬・化学肥料なしでは育たない「南高梅」ではなく、土に合った「在来種」で、品種を選んで育てて収穫し、塩漬け三年、天日干し(4~5日)、色付け(6ヶ月~2年)という工程を経て作られているそうです……すごい労力がかかっています。
【生産者】紀和のさと(三重県熊野市紀和町小船)
【原材料】梅、しそ、塩(赤穂の天塩)
【賞味期限】製造日より1年間※農薬・化学肥料を使用せずに育てた梅を、天塩で三年漬けした後、土用干しを行い、再び無農薬・無消毒の赤しそで漬けた、昔ながらの素朴な味わいの梅干
※塩分濃度は約15%
※保存料不使用※「放射能サンプル検査」を行った結果は、検出限界値「1ベクレル/kg未満」で、ヨウ素-131、セシウム-134、セシウム-137ともに不検出
例によって、夫と少しずつ大切に食べています。お米やお野菜もそうですが、生産者の方の労苦を思うと大切に食べたい気持ちが沸きます。
こんな美味しい梅があると、これを使ってケーキかマフィンを焼きたくなってきますが、貴重な梅なので当分は新米と一緒にじっくり味わおうと思います!