パリ観光は観光客が少ない11月が最適、ポンピドゥー・センター(国立近代美術館)

パリの美術館で、特に現代的な芸術作品を数多く展示しているのが、ポンピドゥー・センター内にある国立近代美術館。

ポンピドゥー・センターは一見すると工場のような見た目ですが、この施設の4・5階に国立近代美術館があります。

国立近代美術館では、1900年代以降から現在に至るまでのアート作品が所蔵・展示されており、近代芸術の先駆けとなったピカソやマティス、ポップアートの旗手アンディウォーホルなどの巨匠作品が鑑賞できます。

また、1つ1つの作品が広々としたスペースに展示されているため、混雑せずにゆっくりと作品鑑賞できるのも魅力です。

国立近代美術館はポンピドゥー・センター4・5階にあるため、正面から見て左側にあるエスカレーター登り口から4階まで登っていきます。

ポンピドゥー・センター内は、外観と同じくユニークな造りになっていて、地下1階と0階には映画館やチケット売り場、インフォメーションなどがあります。

また1階には公共情報図書館や映画館、国立近代美術館の企画展示室などがあり、2・3階は全フロアが公共情報図書館となっています。

4・5階にある国立近代美術館は、4階が現代コンテンポラリーアート、5階が近代モダンアートフロアとなっており、数多くの美術品が並んでいます。じっくり鑑賞していると、あっという間に時間が経ってしまうほどボリューム満点の美術館です。

色々な時代のピカソの絵画が展示してあり、かなり見ごたえがあります。

マティスの絵もいくつかありました。他のパリ市内の美術館同様、所蔵作品数が多いために順次入れ替えて展示しているようです。

ピカソやシャガール、マティス、ダリなどの有名画家の絵もいいですが、現代アートも多数展示されているのでこれまでとは違う芸術作品に出会えるのも◎

ちなみに、6階にはレストランや書店、国立近代美術館がありますが、この国立近代美術館は1階と同様企画展のため別途料金が必要です。

ポンピドゥー・センター前広場には、楽器を弾いたりおしゃべりを楽しんだり等自由に過ごす若者で賑わっていました。

ちなみに、ポンピドゥー・センター内は、施設によって料金や開館時間などが異なるため、事前に確認して行くことをお勧めします。ポンピドゥー・センターの詳細

国立近代美術館でも他のパリ市内の美術館同様、「パリミュージアムパス」が使えるため、事前に購入しておくと入退場がラクです。
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