経験上、ほぼ人力で作るパンは時間と労力がかかり過ぎるわりに、美味しくできる保障がないため、随分前に作るのを止めてしまいました。
そんな中、最近米粉も含めて国産米消費量を増やしたい気持ちが高まっていたため、「ホームベーカリーがあれば、米粉パンやごはんパンが焼けるのにな~」と思っていました。
ただホームベーカリー、これまでにも何度か購入を検討したことがありましたが、
その度に「忙しくて作る余裕もないし、どうせ買っても最初だけ使って後は使わないかも」と、繰り返し購入を断念してきたのです。
それが先日、何かの拍子に軽い気持ちで夫に「ねぇねぇ、ホームベーカリー買わない?」と聞いたら、
珍しく乗り気で「いいじゃん、買おう、買おう!機種は決まってるの?」と話が進み、即日注文することに。
購入したのは、廣瀬無線電機株式会社が販売している「ハイローズ HR-B120W」(約8000円)。
ネットのレビューを参考に、数時間他機種と比較検討した結果、これを選んだ理由は以下。
- 安価(色がピンクだと、さらに安い)
- 初心者でも操作が簡単
- 米粉パン(グルテンフリー)やごはんパンが焼ける
- 音が静か(コンセント差し込み時・開始後30分経過時・完成時にピーピー鳴るくらい)
- コンパクト設計
- 軽い(約3.7kg)
- レシピブックが付いている
どうやら夫が今回ホームベーカリー購入に乗り気だったのは、以前にも買おうとしたことがあったけど、当時は4~5万円の高額品しかなく、買っても作る余裕が無いと思っていたからのようです。
確かに1度焼いてみて分かったのですが、各材料の計量も必要だし、焼き上がり後すぐにはカットできないし(柔らかい)、時間的余裕がないと頻繁には焼けないかもな~と思いました。
ただ、材料を入れさえすれば後はすべて機械がやってくれるので、普段焼き菓子を作っている身としては便利でラクチン!と感激してしまいました。
しかも、焼きたて食パンの外はカリッ、中はフワッとしていて、ものすごく美味しい!!
この価格でこれだけ美味しいパンが焼けるのは、単純にすごいと思いました(ただ、焼きたてパンは消化に良くないらしい…)。
これまで夫は毎朝、【砂糖不使用】「ポンパドウル」のフランスパン・ブールを食べていたのですが、
ホームベーカリーで焼いた食パン(スキムミルク不使用)を食べるようになって、「これもなかなかいける」と言っています。
ちなみに初回使用時は、材料をデジタル計量器で計量しながら、適当な順番で材料を加えていたのですが、その後説明書をしっかり読むと、
①水②強力粉、バター、砂糖、塩③ドライイーストとなっていました。
しかも、
- 塩は中央を避けて入れてください
- ドライイーストは、粉の中央部に穴を開けて、その中に入れてください
との記載も。
どうやら、塩とドライイーストが接触すると、上手く膨らまないことがあるようです。
そんな能書きを守らなくてもそこそこ上手く焼けたということは、計量を正確にやれば誰でも上手く焼けるのかも??
ただ、冬なのにお湯ではなく水を使ったため、膨らみが少し足りない気がしました。
そんな感じで、説明書にはパンを上手く焼く重要ポイントが詰まっているので、最初にきちんと読むことをオススメします!
個人的に好ポイントだったのは、説明書にあった「うまくできない」場合の対処方法。
どの機種にもそうした説明書は付いていると思いますが、これがあれば出来具合に応じて「次はこうしてみよう」と改良を加えやすいと思います。
ちなみに、この機種のネット評価でもよく見かけましたが、焼き色は「ふつう」だと濃いので「うすい」がいいです。
初回、「ふつう」で焼いてみたのですが、下の部分が濃くなったため、次回からは「うすい」で焼こうと思います。
ちなみに、パンケースからパンを取り出す際に、はねに引っかかったせいか下の部分にこんな切込が入ってしまいました。これは仕方ないのかな。
ただ、個人的にはスキムミルクなしで上手く焼けたので、今後もスキムミルクなしで焼いていこうと思っています!
そのうち、ネットで知った九州産ミズホチカラ使用の米粉食パンを焼いてみたいと思っていますが、とりあえずは、夫が朝食に食べる小麦粉使用の食パンを焼いていくつもりです。