実家の私物で捨てられなかったものをようやく手放した

先日、仕事の合間をぬって1年ぶりに帰省してきました。

仕事を終わらせ夜行バスに乗って12時間……

実家がある村は山の中にある田舎のため、到着時の気温は-8℃!

バス停に降りた瞬間、顔の肌が痛く感じました。

さて、今回の帰省目的は実家を売却するがゆえの、私物の片づけ(最終編)。

前回帰省時、実家の荷物を片付け終えたと思っていましたが、押し入れ内にまだいくつか残っていたようです。それを今回、廃棄or現住所に送る手配をしてきました。

1日弱の滞在でしたが久しぶりに母とも話せた上、多忙で会えない兄弟の顔も見れたので少し安心しました。

ただ、片付けながら「もうこの家に戻ってくることもないんだな」と実感し、突如寂しさがこみ上げてきました…

とはいえ、家族のことを考えたら、これから先も不便な田舎の一軒家に住み続けることは、時間的にも経済的にも利便性的にも精神的にもメリットはないわけで。

家屋と土地を維持するためにはそれなりのコストがかかるため、莫大な資産や相当の理由がない限り、所有していても良いことがありません…

車がないと生活できない山奥では、ゴミ出しさえも車…

回覧板や地域行事なども存在しますから、旅行などで自由に家を空けることすらできないのです…

そんな考えと思いが頭と心を駆け巡りながら、これまで捨てられずにいた私物を全て廃棄してきました。

1つは、ままごとトントン。

30年前に両親が買ってくれた当時4千円の高級おもちゃです。

頻繁に遊んだであろう跡が残っていますし、それだけ思い入れもありましたからなかなか捨てられずにいましたが、今回ようやく決心が着きました。

2つ目は、アニメかるた。

これも幼少期に買ってもらったもので、当時はよく遊んでいた覚えがあります。

3つ目は、小樽オルゴール。

これは幼少期に父が買ってきてくれたもので、高価なものだったからか捨てられずにいました…でも今回ついに手放すことができました。

こうした片付けを業者に任せず自分でやるのは、莫大な時間と労力がかかります…

が、片付けという作業を通して向き合える過去もある気がして、今のタイミングで私物の片付けを終えられたことは良かったなぁと終わってから思いました。