【ドイツ・オーストリア周遊8日間】団体ツアー旅行記4月④ローテンブルク

【ドイツ・オーストリア周遊8日間】団体ツアー旅行記4月③ハイデルベルクの続き、3日目後半です。

昼食後は約2時間半かけて、中世の宝石箱と称される「ローテンブルク」へ。

途中、工事のため少々遅延してしまいましたが、何とか到着。

ローテンブルクはロマンチック街道の要衝として交易で発展した町だそうで、人口1万人の小さな町ですが、木組みの建物が立ち並ぶ可愛い町でした。

ここではブルク公園、聖ヤコブ教会、マルクト広場、市庁舎、プレーンラインなど、

約1時間半くらい観光しながら、絵本に出てくるような景色を楽しみました。

ローテンブルクで最も高い門の塔、ブルク門。

この門を過ぎると、見晴らしの良い「ブルク公園」に着きます。

聖ヤコブ教会。1311年から170年以上の歳月を費して建てられたプロテスタント教会です。

夕方遅い時間に行ったので中には入れませんでしたが、パイプオルガンとステンドグラスが美しいそうです。

マルクト広場にあった「一気飲みからくり時計」。この建物には観光案内所が入っています。

時間になると時計の横にある2つの窓が開いて、中で一気飲みする親方たち?が見える仕組みになっています。

外に出てくるわけではないですが、可愛らしい飲みっぷりを堪能しました。

その手前左にある市庁舎。工事中でしたが、存在感ある建物からは厳かな空気が放たれていました。

主要な部分がルネサンス、アーケードがバロック、塔のある建物がゴシック、と時代が異なる3つの建築様式がミックスされている建物だそうです。

狭い階段がある52mの高さの塔を登ると、ローテンブルクの美しい街並みを見渡せるらしい(登ってません)。

ちなみに30年戦争中、3リットルものワインを飲み干して、皇帝軍から町を救った老市長はここローテンブルクにいました。

こちらが有名な「プレーンライン」。

夕方だったせいか誰もいませんでした。まさに絵本の世界です。

上を見上げても素敵。

また、「ツッカーベッケライ」というお店でローテンブルク名物の「シュネーバル」を購入(賞味期限は2か月)。

「フリーデル」というお店が観光案内所の近くにあったようですが、閉店時間がギリギリだったのでこちらのお店を訪問。

また、ハイデルベルクで見かけた無農薬アップルチップのお店も見かけました。

残念だったのは、閉店時間が早いお店が多かったこと(だいたい17~18時には閉店)。

素敵なバッグや服を売っているお店があったのですが、ゆっくり見られなかったのが少々心残り。

とはいえ天候に恵まれたおかげで、どこを撮っても絵になる素晴らしい写真を数多く収めることができました♪

こんな素敵な花壇も。どこを見ても眼福です。

観光後は、ホテル近くのレストランで夕食。

メニューは、スープ、ソーセージ・ザワークラウト・茹でたじゃがいも、チョコレートケーキ。

今日の宿泊ホテルは城壁内にあったので、夕食後に城壁に上って散歩しました。

暗くて急な階段。日が暮れると途端に気温が下がって肌寒いです。

自宅から見える月とは違いますね。

ライトアップされた町の姿も美しいものでした。

こじんまりした町の規模とどことなく素朴な雰囲気に、有名観光地にもかかわらず安心感を覚えてしまいました。

町だけでなく宿泊ホテルの部屋も可愛くて、フィレンツェで宿泊したホテルを思い出しました。

この季節のドイツは20時でも明るいです。

今回の旅行はどのホテルにもバスタブがあり、シャワーヘッドも含めて使いやすい設計でした。

清潔感もあり、香害がなかったのも◎ バスタオルのごわごわ感もそこまでなくて良かったです。

連日の詰め込み観光で1日が長く感じますが、親が喜んでいる姿を見ながら来て良かったと思いました。