ぺんぎんメモ

【ドイツ・オーストリア周遊8日間】団体ツアー旅行記4月③ハイデルベルク、ローテンブルク

time 2019/04/29

【ドイツ・オーストリア周遊8日間】団体ツアー旅行記4月②ライン川クルーズ、ベルンカステルクースの続きです。朝食は前日と同じラインナップでした。

(3日目)

ホテルを8時頃出発し、約1時間かけてハイデルベルクへ向かいました。肌寒いですが、空は快晴で気持ちいい天気です。ハイデルベルク城とドイツ最古の大学が有名なハイデルベルクは、人口14万人の町。ここではハイデルベルク城と旧市街、カール・テオドール橋(アルテブリュッケ)を観光しました。

まずハイデルベルク城から。このお城は13世紀始めにプファルツ伯の居城として造られた城で、増改築を繰り返したためにゴシック、ルネサンス、バロックの各様式が見られるそうです。雷、戦争、火災等で廃城となってしまいましたが、その後一部のみ修復され今に至ります。

この門は「エリザベスの門」といわれ、フリードリッヒ5世が、妃のエリザベス・スチュワートのために一晩で造らせたものだそうです。朝、いつものようにこの庭を散歩していた妃は、昨日までになかった門を見つけてかなり驚いたとのこと。表側に労力を費やした結果、門の裏側には装飾が付けられなかったそうですが、何ともロマンチックです。

ドイツを代表する文豪ゲーテはこの町を愛していたそうで、橋の欄干にはゲーテの名を刻んだ一枚のプレートが埋め込まれていました。

戦争の跡が残る城内ですが、至るところから造りの美しさが確認できます。

また城内のテラスからは、天気の良さもあって美しいハイデルベルクの町を一望できました。ネッカー川にかかる「カール・テオドール橋(アルテブリュッケ)」が見えます。

自然とマッチした赤い屋根の町並みが素敵です。

こちらは「フリードリヒ館」とよばれ、選帝侯フリードリヒ4世にちなんで名付けられた館だそうです。1601~1607年の間にフリードリヒ4世が、当時崩れかけていた城内礼拝堂と居館の場所としてこの館を建設しました。以来、代々の選定候の居住館となったそうです。が、フリードリヒ4世は自分の豪遊のための遊興費を国費として多大に費やして、国の財政を破綻させた人でもありました。

こちらの「オットハインリヒ館」は、1546年にオットー・ハインリヒによって建設されたもの。建物正面しか残っていませんが、ドイツの土地に初めて建設されたルネサンス建築であり、ドイツ・ルネサンスの最高傑作と称される重要な建築物となっています。各階の窓と窓の間には、選帝侯の統治理念を象徴する16体の像が置かれています。

この建物はルプレヒト館とよばれ、城の最古の住居館だそうです。約600年前に建てられたゴシック様式の建物です。

城の中には、1751年カール・テオドールによって造られた巨大なワイン樽がありました。これは木製の樽としては世界最大のもので、約22ℓの容積を誇るそうです。直径7m・長さ8.5mの巨大樽はカメラに収めるのも難しいほどで、左右にあった階段でその全体像を掴むと、より大きさが実感できます。

樽の横には、見張り番「ペルケオ」の像が樽をじっと監視していました。ペルケオは子どもの頃からワインしか飲んでおらず、1日の消費量は15本にもなったそうです。ただ老年、病に冒された時、医者はペルケオに飲酒を禁じたそうですが、それに従って水を口にしたペルケオは翌日亡くなってしまいました。それは当時、ワインよりも水のほうが衛生的に危険だったからかもしれません。

上りはバスでしたが、下りはケーブルカーを利用して旧市街まで下りてきました。日差しが強すぎて見えづらいですが、ハイデルベルク城が町全体を見守るようにして美しく建っていました。

旧市街中心部にひと際大きく建っているのが「聖霊教会」。ドイツの町には、マルクト広場・市庁舎・教会がセットであるそうです。

この教会は82mという高い塔を持つゴシック様式の建築で、選帝侯の墓が納められており、大学の祭宴の場ともなっていて、ハイデルベルクで最も重要な教会とされています。

力強い壁画も見えました。ちなみに、教会の塔に風見鶏が付いているとプロテスタント、そうではない場合はカトリックだそうです。現在の聖霊教会には風見鶏が付いていたので、プロテスタントのようです(過去には両方が使用していたり、カトリックだった時期もあったようですが)。

こちらは学生牢。昔ハイデルベルクの町は大学構内の一部でということで、治外法権だったので、学生が問題を起こしても警察が介入できませんでした。そこで大学当局は、自ら学生を処罰する牢屋を作りました。それがこの学生牢で、実際に1712年から1914年までの約200年間使われていたそうです。

学生牢には深夜に騒いだり、酒場で椅子やテーブルを壊したりした学生が入れられたそうでが、学生の間ではここに入ることは名誉なこととされていて、卒業までに一度は入りたいと当時の学生は考えていたそうです。中は見ていませんが、ネットだと落書きがいっぱいあるみたいですね。

聖霊教会の向かいに立っていたのが、ハイデルベルクにある民館としては一番古い「騎士の家」。1592年に建立され、1693年のフランスの焼き討ちに耐えて残った唯一の建物だそうです。現在はホテル兼レストランになっています。

自由時間中「クネーゼル」というお店へ行き、「学生のキス」というハイデルベルク名物のチョコレートを買いました。本当はここでエコバッグも買いたかったのですが、事前リサーチしていたホワイトがなかったので購入を諦めました。このショップはカフェの隣にあったのですが、想像よりも小規模でした。

他にも、ローテンブルクにあると聞いていた無農薬アップルチップを扱うお店がハイデルベルクにもあり、そこで無農薬アップルチップとクッキーを買いました。オーガニック加工食品専門店「レーベ・ゲズント・ラーデン」というお店です。

可愛らしい店内には、身体に負担の少なそうなパン、クッキー、ケーキ、ジャムなどが並んでいました。店主は見た目怖そうなおじさんでしたが、話すと優しい人でした。買いに来るお客さんは若い女性が多かったです。

山盛りに積まれたアップルチップ。試食もありました。これが美味しかったのでクッキーも買ったのです。

砂糖不使用・自然100%の無農薬アップルチップを買い求める日本人の多さに感謝?です。

最高の天気だったので、町をドライブするのも気持ち良さそうでした。

城のテラスから見えた「カール・テオドール橋」。入口門が工事中でしたが、全長200mの橋は周囲の景色と調和して美しいものでした。町で最も古い橋だそうです。時間があったら向こう岸へも行って、ゆっくり散歩したいほどでした。

観光後は昼食。前菜はサラダ、メインはロールキャベツとマッシュポテトでした。

昼食後は約2時間半かけて、中世の宝石箱と称される「ローテンブルク」へ向かいました。途中、工事のため少々ディレイしてしまいましたが、何とか到着。

ローテンブルクはロマンチック街道の要衝として交易で発展した町だそうで、人口1万人の小さな町ですが、木組みの建物が立ち並ぶ可愛い町でした。

ここではブルク公園、聖ヤコブ教会、マルクト広場、市庁舎、プレーンラインなど約1時間半くらい観光しながら、絵本に出てくるような景色を楽しみました。

ローテンブルクで最も高い門の塔、ブルク門。

この門を過ぎると、見晴らしの良い「ブルク公園」に着きます。

聖ヤコブ教会。1311年から170年以上の歳月を費して建てられたプロテスタント教会です。夕方遅い時間に行ったので中には入れませんでしたが、パイプオルガンとステンドグラスが美しいそうです。

マルクト広場にあった「一気飲みからくり時計」。この建物には観光案内所が入っています。

時間になると時計の横にある2つの窓が開いて、中で一気飲みする親方たち?が見える仕組みになっています。外に出てくるわけではないですが、可愛らしい飲みっぷりを堪能しました。

その手前左にある市庁舎。工事中でしたが、存在感ある建物からはただならぬ空気が放たれていました。主要な部分がルネサンス、アーケードがバロック、塔のある建物がゴシック、と時代が異なる3つの建築様式がミックスされている建物だそうです。狭い階段がある52mの高さの塔を登ると、ローテンブルクの美しい街並みを見渡せるそうです。

ちなみに30年戦争中、3リットルものワインを飲み干して皇帝軍から町を救った老市長はここローテンブルクにいました。

こちらが有名な「プレーンライン」。夕方だったせいか誰もいませんでした。まさに絵本の世界です。

上を見上げても素敵。

また、「ツッカーベッケライ」というお店でローテンブルク名物の「シュネーバル」を購入(賞味期限は2か月)。「フリーデル」というお店が観光案内所の近くにあったようですが、閉店時間がギリギリだったのでこちらのお店を訪問。また、ハイデルベルクで見かけた無農薬アップルチップのお店も見かけました。

残念だったのは、閉店時間が早いお店が多かったこと(だいたい17~18時には閉店)。素敵なバッグや服を売っているお店があったのですが、ゆっくり見られなかったのが少々心残り。

とはいえ天候に恵まれたおかげで、どこを撮っても絵になる素晴らしい写真を数多く収めることができました。

こんな素敵な花壇も。どこを見ても目の保養になります。

観光後は、ホテル近くのレストランで夕食。スープ、ソーセージ・ザワークラウト・茹でたじゃがいも、チョコレートケーキを出していただきました。

今日の宿泊ホテルは城壁内にあったので、夕食後に城壁に上って散歩しました。

暗くて急な階段。日が暮れると途端に気温が下がって肌寒いです。

自宅から見える月とは違いますね。

ライトアップされた町の姿も美しいものでした。

こじんまりした町の規模とどことなく素朴な雰囲気に、有名観光地にもかかわらず安心感を覚えてしまいました。

町だけでなく宿泊ホテルの部屋も可愛くて、フィレンツェで宿泊したホテルを思い出しました。もちろんベッドは離しましたが(笑)ドイツは20時でも明るいです。

今回の旅行はどのホテルにもバスタブがあり、シャワーヘッドも含めて使いやすい設計でした。清潔感もあり、香害がなかったのも◎バスタオルのごわごわ感もそこまでなくて良かったです。連日の詰め込み観光で1日が長く感じますが、親が喜んでいる姿を見ながら来て良かったと思いました。

       



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ぺんぎん

ぺんぎん

奨学金完済を目指しながら、旅、食、自然、心理、(セミ)リタイア、海外移住、晴耕雨読生活などを 追い求めて暮らしています。

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