小泉八雲旧居(松江)で知るラフカディオ・ハーンの魅力


JR松江駅から、「ぐるっと松江レイクラインバス」という松江市内観光周遊バスに乗って約20分、「小泉八雲記念館前」で降りると「小泉八雲旧居」があります。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、日本文化を海外へ紹介したことでも有名ですが、生涯にわたって転居を繰り返した珍しい人物でもあります。

日本に来る前はギリシャ(出生地)、アイルランド、フランス、アメリカ、西インド諸島と移住し、来日以降も仕事の関係で松江、熊本、神戸、新宿へと移り住んでいます。

松江では1年3ヶ月弱暮らしたそうですが、その内の約半年間をこの家で過ごしたそうです。小泉八雲が住んでいた当時のままで保存されている旧居は、現在ではここ松江の小泉八雲旧居だけのようです。

小泉八雲は、妻のセツ夫人と並んでも身長差がないほど、西洋人男性としては小柄な人だったらしい(160cmくらい)。

ただ、視力が良くなかったため(もともと近視だったのが、晩年には右目の調子も良くなくなり)、机が椅子の高さに比べてかなり高かったのが印象的でした。

小泉八雲は日本に来てから亡くなるまでの14年間、接した日本人から感じたことや観察したことを著書にしましたが、日本を過度に美化していた面がありながらも、教育現場における問題点(暗記詰め込み型教育、親の教師への過度な甘え)を指摘していることは鋭い洞察力だと感じました。

彼の著書、時間をつくってじっくり読んでみたいです。

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