ぺんぎんメモ

災害時の【体育館+段ボール避難所】の代替案を考える

time 2018/12/03

日本では、自然災害時における被災者への対応は1960年代からほぼ変わっておらず、毎度のように体育館+段ボールの避難所生活が待ち受けています。

自然災害大国にもかかわらず、60年間変わらないこの避難所形態。もちろん細かい改善点はありますが、大きな枠組みが変わらないので、そこで犠牲になる子どもや女性の立場も変わりません。

それはさておき、私が生まれてから約30年の間に起こった大規模な自然災害には、阪神大震災、新潟中越地震、東日本大震災、熊本・大分地震、西日本豪雨があります。

その中で自分自身が被災者になったり、ボランティアとして現地に入ったりして毎回考えることが、避難所の代替方法はないのか?ということです。

今年イタリアで地震が発生した際、イタリア政府が現地ホテルをすぐさま借り上げ、被災者に提供したことが話題になりました。

プライベートは確保されるし、何より子どもや女性に危険が少ない。しかも、ホテル側だって打撃を受けている訳で、税金で補填されて助かるのでは、と日本も学ぶ点があると思ったものです。

が、どうやらその後の対応は芳しくないようで、仮設住宅の設置率は1年経っても23%止まり。ゆえに、仮設住宅に入れる人もごくわずかで復興には時間がかかっている模様。イタリアの国家財政はめちゃくちゃなので、被災地復興のための財源が乏しいのかもしれません(詳細は不明)。

とはいえ、プライベートを確保できる点や子どもや女性の安全が確保できる点においては、現状日本の避難所には不足している点なので取り入れるべきだと思います。

でもだからといって、日本のような山岳地帯国で、住民を包括できるほどのホテルや旅館なんて田舎にはない場合がほとんどなので、イタリアの初期対応をそのままマネすることはできないでしょう。

ただ、ストレスフルな状況になると、弱者にしわ寄せがいきやすくなりますから、そうならない環境整備が不可欠だと強く思います。私が考える理想的な避難所の条件は、

  • 体育館+段ボールではない避難所(寒いし暑い)
  • 各地域に(田舎にも)ありそうなハコモノ
  • プライベートが確保される(鍵付き)
  • 大人数を収容できる
  • 酷暑と酷寒に対応できる
  • 衛生的

上記条件を当てはめていくと、その時空きのある集合住宅を自治体が借り上げて、被災者に提供する形が1番だと思います。そういった集合住宅が田舎にあればの話ですが…。

体育館+段ボール+テント+寝袋案もありますが、それだと酷暑と酷寒には対応できないので長期生活は難しい。しかも安全性が低いです。だいたい精神的に参っている時に、肉体的疲労が重なると、元通りになるまでにものすごく時間がかかりますから勘弁です。

そんなわけで、今後も1960年代から続く時代錯誤の習慣を続けるのは問題だと思います。自然災害大国だと分かっているのだから、現状の不要な税金投入を止めて、自然災害対策費として毎年積み立てるなどマトモな予算編成を組み、次の自然災害に備えるべきです。

でもそうできない現状を見ると、各地域で自然災害に対する固定観念が異なっていて、現場は新たな対策を建てるのさえ難しい状況なのかも…となると、庶民として自分の生活を守るためには、最低限自然災害が少ない土地へ住むしかないのかもしれません。

       



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ぺんぎん

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奨学金完済を目指しながら、旅、食、自然、心理、(セミ)リタイア、海外移住、晴耕雨読生活などを 追い求めて暮らしています。

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