西安生活時の食事~よく行っていたレストラン

最近、過去の西安生活を懐かしむことがあり(当時は二度と行きたくないと思っていましたが)、その時に行ったいくつかのレストランを思い出しました。

その1つは大雁塔近くのおしゃれなエリアにあった、「百姓厨房」。

このお店は西安市内に数店舗ありましたが、大雁塔へよく行っていたので毎回行くのはこの店舗でした。

この大雁塔エリアには他にも、香港スイーツのお店など美味しそうな飲食店がいくつかあったので、西安でお茶する場所に困ったら行くのもいいかもしれません。

さて、そんな「百姓厨房」。

西安市内にある他のレストランと比較すると、メニュー単価が平均4倍以上する高級レストラン。

そのため、私がここへ来るのは食事のストレスが極限状態まで達した時でした(笑)

毎回決まったメニューしか注文しませんでしたが、値段が高いだけあって美味しく、中国の中華料理によくある特有のクセがありませんでした。

中でもよく注文していたのが、かぼちゃ粥と、ナスとニンニクの芽とじゃがいもの炒め物。

あと、発酵大豆?と卵と唐辛子の炒め物。

これはかなり辛かったですが、素材を活かした味が新鮮で美味しかった記憶があります。

このお店を好んでいたのは、そんな美味しい料理だけでなく、雰囲気が良く、清潔感があって落ち着いていたから。

普段の生活からは打って変わって、束の間のハレ時間を味わえる空間だったのです。

高価格ゆえ頻繁には行けないのが残念でしたが、もしまた西安へ行くことがあったら訪ねてみたいお店の1つです。

そんな頻繁に行けない高級レストランの代わりに度々行っていたのが、熊本発祥の「味千ラーメン」。

西安市内に数店舗、中国全土に600店舗以上、世界13か国に70店舗以上を展開する巨大ラーメンチェーン。

よく行っていたのは鐘楼店でした。

「百姓厨房」より味は劣るけど食べられるメニューがある、そんな味千ラーメンで毎回注文していたのはラーメンではなくチャーハン。

なぜかというと、ラーメンのスープから泥の味がするから…

北京空港にある味千ラーメンもそうなのですが、料理にミネラルウォーターを使わないのか?ラーメンスープからは毎回泥の味がするんです。

そして泥の味は、チャーハンに付いている味噌汁からも…

ゆえに味噌汁も毎回パス。

基本水が使われているメニューはアウトだと思っています。

ちなみに、中国にある味千ラーメンはメニューが豊富なので、ラーメンを食べなくてもある程度満足できます。

ただ、各国料理を美味しく食べられるほど飲食店が充実していない西安では、石焼ビビンバが食べたいなぁ~と思って入った韓国料理屋さんがド外れだったりします…

そんな西安における食生活ですが、基本自炊をしていたので外食する機会は少なかったですね。

もし次回滞在する機会があれば、大雁塔付近にある飲食店と合わせて、過去行けなかったお店へもいろいろ行ってみたいです。