中国滞在中にビックリしたこと5つ

中国は、その国の大きさ・人口の多さ・多民族性ゆえに、何度行っても飽きることがない国の1つ。

ゆえに、いまだに未知の部分が多く、いい意味でも悪い意味でも、行けば毎回ビックリするような出来事に遭遇します。

そんな中国に住んでいると精神的には相当タフになれますが、そのレベルまでいくのに時間がかかります…

交通ルールがめちゃくちゃ、人々の声が大きい、車のクラクションがうるさい、室内外問わず痰を吐く、ルールがどんどん変わる等、ストレスの種がいくらでもあるからです。

ただ、それ以上にストレスを感じ、ビックリしたのが以下の5つです。

水道水が黄色い

中国生活で驚いたことは色々あるけれど1番は・・・でも書きましたが、蛇口から出てくる水がだいたい黄色い。

もちろん地域差はあると思いますが、ミネラルウォーターにも危険なメーカーと安全なメーカーがある中国であれば、何となく想像がつくと思います。

ちなみに、そんな黄色い水で洗濯した白いシャツは当然黄ばんでしまうので、それを知って以降は中国で白いシャツは着なくなりました。

道がいきなり爆発する

これは開発中の内陸都市ではよくあることだそうですが、初めてその現場に居合わせた時は流石にビックリしました。

街中の大通りに面した本屋へ向かって歩道を歩いている途中、車道では工事が。

次の瞬間、ドッカーン!

……何が起こったのか理解できないまま、砂埃が舞って騒然。

でもさらに驚いたのは、そのまま何事もなかったかのように工事が続行されたこと…恐るべし中国。

壁が落ちてくる

これは日本以外では結構あることなのかもしれませんが、当時住んでいた住居のトイレ・バス内の壁の一部が、使用中に突然落ちてきたことがありました。

内装がいい加減なのは知っていましたが、壁まで落ちてくるとは…

運よく体に当たらなかったから良かったものの、頭などに直撃していたら相当なダメージを受けていたと思います。

白い壁の塗料が服やバッグに付く

これは建物の内装がきちんとされていない場合に起こることなのですが、寄りかかった壁の塗料が服やバッグなどに付着する可能性があるということです。私は何度か被害に遭いました…

高級店やホテルでは流石にないと思いますが、そうでない大衆的建物で安易に壁に寄り掛かると、思わぬ洗礼を受けかねません。

トイレのしきりがない(用を足しながら隣で会話)

日本のように清潔な無料トイレがどこにでもある国は、世界でも稀。

ここでは書くのを省略しますが、中国のトイレ事情も清潔さで言うと最悪レベル。

そんな中国北京市内にあった昔ながらの公衆トイレは、清潔とかいう以前の問題でした。

なんと、女性トイレなのに個室がない!つまり、仕切りがない!

要するに、隣の人と並んで用を足す構造!

私がそのトイレへ入った時、先客が2人いて会話をしながら用を足していたので、とことん気まずいトイレでした…きっと大通り以外では、現在でもこうした公衆トイレが残っているでしょう。

今でこそ笑って話せてネタになる中国滞在話ですが、当時は驚きの連続で毎日疲れ果てていました。

日本語が使えず日本食もない環境での理解不能な出来事は、かなりのストレスになります。

そんなわけで中国に長期滞在する際は、持ち込めるだけの日本食と日本の読み物(雑誌や本)を持って行くなど、ストレス解消のための環境整備が不可欠だと思っています。