数年前に中国で購入したSIMフリースマホ。
当時ウォルマートのスマホ売場で1番安く、800元くらい(約12000円)で買ったと記憶していますが、今はこんな画面の小さいスマホを取り扱っているお店自体少ないはず。
この時、中国語表記で初期設定の仕方も全く分からない私に、貴重な時間を割いて親切に教えてくれた複数の店員さんのことは忘れられません。
私の拙い中国語に対しても見下すことなく熱心に対応してくれて、心底感謝しています。
ところで、このスマホはレノボ製ですが、裏にチャイナモバイルとの表記もあります。
チャイナモバイルとは中国移動通信のことで、中国国内における電話通信網に活躍していると解釈していました。
ただ、SIMカードはチャイナユニコムという中国聯合通信のものを買い、専用機械で100元毎にチャージしながら使用していたので、ネット接続時にはこのチャイナユニコムにお世話になっていたと捉えています(違うかも?)。
そんな中国で買ったスマホ、中国国内にいる相手との連絡は、電話もメールも番号通信(SMSみたいな感じ?)。
が、日本国内にいる相手との連絡はそういう訳にはいかないので、当時現地にパソコンを持参していなかった私は、日本語変換できない中国スマホ片手に、ローマ字を駆使しながらやりとりしていました。
今みたいにFree-WiFi環境もなかったので、ネット接続するのも苦労していて電波の良い場所を探しながらメールをしていたのが懐かしいです。当時は必死でしたけどね、、、
日本へ電話をするのも、まだまだスマホよりケータイ所有者が多い時代だったので、無料アプリではなく国際電話を使っていましたが、10分2000円という恐ろしい金額なのでかなり控えていました。
ただ、驚いたのは電話相手がドコモケータイの場合、相手の声が隣で話しているかのように鮮明だったこと。
日本国内でもあんなに鮮明な声質はないというくらい雑音が一切なく、声質がクリアで安定していたのには相手も驚いていました。
今はどうか知りませんが、数年前の中国内陸地と日本(東京)ではそうだったのです。
そんな異常な通信網(チャイナモバイル?)は当時こそ気になりませんでしたが、ファーウェイの件があってからは国家レベルでの盗聴を疑いたくなりますね。
それにしても、CHINA MOBILE⇔DoCoMoにおける電波の良さは、いまだに忘れることができません。