ぺんぎんメモ

『人類が生き残るために』(浅野晴義)危険な化学物質から生命を守るためにできること

time 2019/01/20

売却した実家を片付けている最中、親が購読していた『消費者リポート』と、『人類が生き残るために―内科医 医療と食べ物を語る―』(浅野晴義)という小冊子を見つけました。

『消費者リポート』とは日本消費者連盟という団体が出版している、新聞やテレビでは報道されない、食品添加物、農薬、化粧品、医薬品、合成洗剤などに含まれる化学物質の危険性を発信している情報紙です。

以前からその存在を知ってはいましたが、実家在住時は関心が薄く読んだことはありませんでした。が、近所の図書館でたまたま『消費者リポート』を読んだところ興味深かったので、同じく日本消費者連盟が出版している『人類が生き残るために―内科医 医療と食べ物を語る―』を親に借りて読んでみることにしました。

この本は、1970年代に内科医・浅野晴義氏が日々患者に接している体験から、日常生活における慣行の積み重ねが重い病気を誘発することに危機感をもった末に書かれたもので、時代に沿った改訂版が出続けている貴重な本です。

薄い冊子ですが内容は濃く、分かりやすく記載された事実の数々を読んでいると、絶望感とともに危険な現社会環境を野放しにしてはならないという気持ちも沸いてきます。

例えば、合成洗濯用洗剤、合成食器洗い用洗剤、合成シャンプー、多くの歯磨き粉など化学物質使用品は、それが皮膚から吸収されて、多くは肝臓に機能障害を引き起こすという記載内容。

肝臓は人間の身体の中で最大の臓器であり、そこでは体にとって不要、有害な老廃物、異物の分解が行われています。が、1980年代以降世界中で肝臓異常を示す人の数が増加しており、その原因は非常に分解されにくい有機塩素系化合物DDTやBHC、PCBが体内に蓄積されているためだと分かりました。

何万年も前から人類が接触してきた物質に対しては、それに応じた分解酵素がつくられているため、吸収や排泄を調節するシステムが体に備わっています。が、元々天然には存在しない有機塩素系化合物は、人類が近年接触し始めた毒物なので体は上手く処理ができず、人類だけでなく生物全体に健康被害をもたらしてしまうのです。

世間では、経済中心社会にありがちな合理的判断と称して、危険性の高い医薬品や食品を平気で推す流れもありますが、私はそんな合理的判断は不要と思っています。目に見えない危険性を無視して、合理的判断を下す社会はロクなもんじゃないと。

それに関して、「日本人は弱い」とか「島国単一民族は弱い」とか「だから日本はダメなんだ」などという意見があるようですが、それはスポンサーの付いた御用メディアや御用学者が吹聴していること。世界各地で化学物質による健康被害は急増しています。化学物質によっては日本は最悪レベルです…

きっと、最高気温40度環境で熱中症になる子どもに対し、「最近の子どもは暑さに弱い」等というトンデモ意見と同列で、真実を把握せず経済中心社会の空気に流されている人々が大好き根性論を盾に、子どもや庶民を犠牲にし続けているのだと思います。

人権無視・経済中心の現日本社会では化学物質が多用されているので、各人や家族が気を付けなければ、身体は際限なく危険に晒され続けてしまうでしょう…

こんな社会環境を変えるには、化学物質不使用のものを選んで買う積み重ねしかないと思っています。そうした行動で徐々に危険なものが淘汰されていき、市場に安全なものがより多く出回るようになると推測します。

本来であれば、そうした化学物質などの危険物規制を政府が行うべきですが、残念ながら日本社会が他国に牛耳られているからなのか?経済中心社会だからか?人権無視社会だからか?現状は全く期待できる状況にありません。

ゆえに、今後も自分と家族と未来の子ども達の身体を守るために、できるだけ化学物質を避けた生活を続けていきたいものです。

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奨学金を返済しながら移住・(セミ)リタイア生活に向けて準備しているブログです。社会環境への言いたい放題、旅、食事など実体験を踏まえてお届けします。基本的に自由で、科学的かどうかは重視していません。

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