ぺんぎんメモ

添加物まみれの食品は危険なので避けたい

time 2019/03/15

何度もご紹介している『人類が生き残るために』(浅野晴義、1979)。今回は食品添加物に関する箇所を抜粋します。意識して食生活を営まなければ大量の添加物を摂取しかねない日本社会ですが、それだけ避けるのが難しいものでもあります。

日本では輸入柑橘類のため、この二年の間に新たに認可されたOPP(オルトフェニルフェノール)およびTBZ(チアベンダゾール)の防カビ剤を含めて三百三十四種類の食品添加物が許可されている。(p27)

添加物の中には毒性の強いものや、比較的無害なものなど様々な種類がありますが、薬の中には相乗作用で危険性が高まるものもあるため、それ単体で無害だから安全とはいえません。

たとえば、OPPの遺伝毒性はカフェインが加わると三倍になるといわれる。重金属である鉛、カドミウム等が存在すると、ある種の薬物の毒性は何倍も強くなるという実験もある。日本人の腎臓には北欧人の三倍ものカドミウムがたまっているといわれる。ガソリンに添加される四エチル鉛から、日本人の鉛の体内保有量がかなり多量であることも知られている。

このような相乗作用まで考えると、三百三十四種の食品添加物が体内に入った時、どうなるのか、その慢性毒性、遺伝毒性については誰にも分からないのである。

*四エチル鉛…ガソリンのオクタン価を高めるために使われた。急性毒性が強く、体に大量吸収されれば錯乱、昏睡となる。ガソリンと共に燃えると酸化鉛となる。(p27)

以下、本書で紹介されていた製パンに許可されている添加物を抜粋します。

  • 漂白殺菌料…過酸化ベンゾイル
  • 保存料…プロピオン酸カルシウム、プロピオン酸ナトリウム
  • 糊料…メチルセルローズ
  • 組織膨化料…ステアリル乳酸カルシウム
  • 膨張剤…炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、グリコーデルタラクトン、酒石酸水素カリウム、塩化アンモニウム
  • 乳化剤…グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル
  • タール色素…食用赤色103号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、青色2号
  • 着香料…エチルバニリン、エナント酸エチル、オイゲイル、カプロン酸、クマリン醋酸エチルシトラール、ノナラクトン、マルトール等
  • 酸化防止剤…BHT、BHA、エルソルビン酸、エルソルビン酸ナトリウム
  • 調味料…グルタミン酸ナトリウム
  • 離型剤…流動パラフィン(p29)

*BHT …ブチルヒドロキシトルエン。酸化防止剤としてプラスチックをはじめ、食品添加物としてバター、チーズ、マーガリン、サラダオイル等の油脂、干物等々に広範囲に使われている。最近では、包装紙からスナック菓子等への移行も問題となっている。(p43、44)

製パンに許可されている添加物だけでもものすごい量ですね…日本人の添加物摂取量が世界一というのも頷けます。役所と添加物関連企業との癒着が凄そうですが。ちなみに、タール色素が合成着色料だったことを初めて知りました…

製パンに許可されている添加物の中で、

漂白殺菌料の過酸化ベンゾイルは、私たちからみれば危険でこそあれ不要なものである。これを業者が使うのは、パンが白くなって売れるからだけでなく、よくふくらみ歩どまりがよくなるからである。無漂白のパンなら十コのものが、ベンゾイルを使うと十二コ位に増えるといわれる。(p30)

上記を読んでいて、薬で海老を膨らませて大きくするのを思い出しました。こんなことが一般的に行えるのなら、歩どまりを上げるために様々な食品で、同様なことやこれ以上のことが起こっていても不思議ではないですよね。他にも著者は、

保存料、糊料、タール色素、酸化防止剤等はそれぞれ発ガン性、遺伝毒性が懸念される添加物であって使ってもらいたくない。

離型剤の流動パラフィンも、発ガン性が心配される。昔は安全な植物油が使われていた。大量生産の時代で大規模な自動製パン機が導入され、流動パラフィンを使わざるを得ないのだそうである。(p30)

と批判しています。

製パンだけでなく、カップ麺、竹輪、かまぼこ、ハム、ソーセージなどの加工食品には、膨大な量の添加物が含まれている場合が多いですから、注意して買わないと添加物が主食になってしまいそう…個人的には添加物まみれの食品を避ける生活を続けていますが、完全に避けるのが不可能なほどありとあらゆる食品に入っています。

もちろん添加物のおかけで美味しい料理が実現できたり、長期保存が可能となったりしている現実もあるわけですが、身体への打撃は知らない間に進んでいる可能性が高いです。

ある地方の竹輪業者は、自分たちは竹輪の端のほうは食べないといいます。理由は、端のほうは白く見せるために漂白剤を多量に用いるからだそうです。他にも、諸外国ではほとんど許可されていない劇物であるデヒドロ酢酸が、日本ではチーズ、バター、マーガリン等に許可されています。高温多湿でカビがわきやすい地域だからとはいえ、危険な添加物使用を許可するのは間違っていると思います。

にもかかわらず、食品添加物の中には比較的安全とされ、いくら使おうが無制限のものが138種類もあるそうです…信じられません。

そんな食品添加物にはビタミンやアミノ酸、グルタミン酸ソーダ、憐酸塩なども含まれているわけですが、蓄積作用があるので大量に摂ると有害となり、痛風、神経障害、骨粗しょう症等を引き起こすとのこと…骨粗しょう症患者の増加には様々な原因があると思いますが、食品添加物の過剰摂取もその1つかもしれません。

たとえ厚生省のお役人が安全だといっても、どんな偉い学者が安全だといっても信用するわけにはいかない。彼等自身が知っているはずがないからである。数年前に禁止になった殺菌剤のAF2は、世界で日本人だけが十年以上も知らぬうちに食べさせられていたものであった。AF2は遺伝学者が細菌に突然変異を起こすために使う薬物であって、放射線に匹敵する傷害を遺伝子に与えるとみられている。こんなものを食品添加物として許可していた行政機関を信頼できるはずがない。

*AF2 …フリルフラマイド。かつて上野製薬が製造していた食品添加物。非常に高い効果をもつ防腐剤・殺菌剤として豆腐やソーセージに使われていたが、人間の染色体に異常を起こしたり、発ガン性があったり、肝臓内でさらに強い毒性をもつ別の物質に変化する可能性があったり、皮膚病や神経障害を起こしたり等問題が多発していたため、1974年に添加物としての使用が中止され、その後製造中止となった。(p27、28)

上記文章を読むと減塩は危険、天然塩をしっかり摂取するで書いた、1949年に薬品である塩化ナトリウムを、塩として流通させた政府と日本専売公社(当時の大蔵省管轄)を思い出します。化学合成物質である塩化ナトリウムを塩として、国民に約50年間も摂取させ続けるような組織を信用するのは困難です。

上記以外にも、馬鹿げた放射性物質の基準値設定など、役人や学者を信頼できない要因は枚挙にいとまがありません。

そんな風に政府や役人、法律には期待できないので、添加物まみれの危険な食品を拒否する姿勢を、自ら貫き続けるしかありません。そうやって安全性が高い食品を選択し続けることで、危険な食品を市場から排除し、自分と家族と未来の子どもたちの食環境を守り続けていきたいものです。

コメント

  • 山崎の商品は絶対に食べない。
    ただでも食べようとは思わない。
    日清も創業者一族は自社製品を食べないと聞いたことがる。
    何が使われてるかよく知ってるからね。
    自分が知ってるかぎり最も危険な食べ物は明太子だね。
    あれは食品添加物の塊で人間が口にしてはいけないものだと思う。
    ハム、ソーセージ、ベーコンなども絶対に食べませんね。
    怖くて口に入れる勇気がない。
    米国でも牛乳をたくさん飲んで健康になりましょう!なんてCMやってる有名タレント達は豆乳飲んでます(笑)

    by 泉州のドンファン €2019年3月15日 12:53 PM

    • 日清の創業者一族もそうなんですか・・・大企業にはそういう所が多いですね。
      明太子、ハム、ソーセージ、ベーコンなどは、会社によっては原材料のほとんどが添加物ですよね。
      泉州のドンファンさんは徹底されているんですね、すごい!
      我が家もある程度は気を付けていますが、夫がそこまで気にしないため、時々買い物時に静かなバトルを繰り広げています。
      有名人や芸能人の大半は、自分は危険な商品を扱うCMに出ていても、自分と自分の家族はその危険な商品を避けている生活を
      している場合が多いですよね。アメリカも同じなんですね・・・

      by ぺんぎん €2019年3月15日 1:12 PM

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奨学金完済を目指しながら、旅、食、自然、心理、(セミ)リタイア、海外移住など追求して自由に暮らしています。

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