マウスピースさえ有害となるほど重症な食いしばり

先日歯医者に行った際に、食いしばりによる歯の消耗があまりにも激しいので、マウスピースをつくった方がいいか聞いてみました。

マウスピースは数年前に一度市販のものを買ったのですが(歯医者で作ると高いと聞いたため)、合わずにすぐに使用を止めてしまった経緯があります。

が、歯科医からは「今の状態でマウスピースをすると、余計に食いしばりが酷くなります。噛む力が増してしまって、余計に食いしばってしまうんです。」と言われてしまいました。

その歯科医自身も職業柄下向き体勢が多いため、酷い食いしばりに悩まされているそうで、歯を食いしばって耐えてきた結果、歯が無くなりつつあるで書いたことを意識して生活しているそうです。

またそれとは別に、下向き体勢(前かがみ)になっていると、下あごが自然と後ろに下がってしまい誤飲しやすくなったり、喉が詰まりやすくなったりするほか、酸素が脳に送られにくくなるのだそうです…

以前、下向き体勢や前かがみ体勢で長時間作業していて酸欠状態になったことがありますが、それが原因だったのかと合点がいきました。姿勢の良くないPC作業は危険かもしれません…

そんな感じで、私のように重症な食いしばり症状が出ている人は、もはや対処療法ではなく根本的なところ(生き方や習慣など)を変えないと、悪化を防ぐ以前に現状維持さえもままならないのかもしれません…

恐ろしい現実ですが目をそむけずに、歯科医の勧めに沿って生活していこうと思います。