パリ中心部に建つノートルダム大聖堂は、数多くあるパリの歴史遺産の中でも特に貴重なものとして、周辺の地域とともに世界遺産に登録されています。
1163年に着工し約200年後の1345年に完成した大聖堂ですが、革命時には聖堂入口の彫刻が破壊されるなどの大損害を受け、聖堂は閉鎖を余儀なくされました。
しかしその後、19世紀半ば~20世紀に修復作業が行われた結果、現在の美しい大聖堂が生まれたのだそうです。
この中央の門に描かれているのは「最後の審判」。
下の段には「復活」の場面、中央の段には「死者の魂を裁いて、選ばれた者は天国へ、選ばれなかった者は地獄へ」という場面、上の段には「裁きを行っているキリスト」が描かれています。
全長130m、幅48m、高さ35mの広さを誇る大聖堂内。
バラ窓といわれる見事なステンドグラスが、北、南、西に計3つありました。このバラ窓は、初期ゴシック建築の傑作と言われているそうです。
聖堂内にある多くのステンドグラスには、キリストの一生が細かく描かれているそうです。
お祈りされていた方がいたので、サラリと拝見した程度でしたが美しかったです。
イエスの一生が描かれた木彫り絵もありました。
大聖堂内に入るのは無料ですが、ノートルダム大聖堂の塔に登るのは有料です。
ただ、ここでもパリミュージアムパスが使えるので、登りたい方は有効活用してほしいです。
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