ぺんぎんメモ

「親に感謝しろ」という価値観はおかしい

time 2017/03/04

自分の子ども、もしくは他人に対して、「親には感謝しないといけない」的価値観を強制してくる人がいます。この世の中には、様々な境遇・環境で生まれ育った人がいて、親がいない場合や、親として意味を成さない人・親以前に人として拒否したくなるような人が親である場合も多いにもかかわらず。

そのような価値観をまき散らすことは、他人を思いやる気持ちが欠落しているだけでなく、社会的正論を振りかざして自己満足しているだけのようにも思えます。

現日本社会では、地域差こそあれ「子どもが親に感謝するのは当然」的価値観が蔓延しています。もちろん、育ててくれた親に対して感謝するのは、プラスの感情でよいことだと思います。

が、「親に感謝する」という気持ちは、他人から強制されるものではなく、自分の中から自然と湧き上がるものでは?と疑問がわきます。親子関係は当事者以外誰にも分かりませんからね。

いや、それ以前に「感謝」は感情であり、感情は他人から強制されるものではありません。ゆえに、「親に感謝しろ」「親に感謝しないといけない」と、他者に感情を強制するのはおかしい気がするのです。

傍目からどう見ても感謝すべき対象に対して、おかしな感情・認識をしている人を諭す意味で、「感謝しないといけない」と言いたくなる気持ちは分からないでもありません。

しかし、例えそうであっても、過去から続く親子の関係性は当事者間でしか分からない。他人からは見えない複雑な事情が重なっている場合も多く、最近では特に軽々しく口にできない内容になってきている気がします。

そんな訳で、親に感謝を強制する風土・風潮・価値観は、過去においては有効だったのかもしれませんが、現代日本社会には不適合。他人に自分の価値観を押し付けたところで補償はできないのですから、無責任な感情の強制はなくなって欲しいものです。

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奨学金を返済しながら移住・(セミ)リタイア生活に向けて準備している雑草ブログです。社会環境への言いたい放題、安全な食、倹約、旅など実体験を踏まえてお届けします。

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