ここ1年、白米・パンばかりの食生活で、玄米や雑穀米を食べる機会をつくれずにいましたが、そのせいか徐々に体が壊れてきました…
もちろん、仕事のストレスもあったかと思いますが食べ物も無関係とはいえません。そのため、そろそろ体のことを考えなくては…と玄米や雑穀米を摂取する生活を再開しました。
玄米や雑穀米は複合炭水化物と呼ばれていて、白米・白いパン・白い麺など精製されている単純炭水化物とは区別されています。
また、炭水化物というと主食をイメージしがちですが、実は豆類・根菜類・果物など多くの食物に含まれていて、複合炭水化物のように精製せずに食物をまるごと摂取して得られる炭水化物は、非常に栄養価が高いことをチャイナプロジェクトで知りました。
巷では炭水化物は悪者と言われていたり、糖質制限ダイエットが流行っていたりしますが、炭水化物を摂らないと重大な病気になりやすくなります。
糖質制限で病人が増えて得をする業界があるのか、年金受給者を減らしたいのか、その両方なのか不明ですが、糖質制限は危険なので肥満の人以外はやるべきではないと思っています。
ちなみに、玄米は昨年買って冷蔵庫に入れっぱなしになっていたものを、雑穀米はスーパーで見つけた産地が安全そうなものを摂取中。
こちら雑穀米。比較的、九州産のものが多く入っています。
白米1合に対して雑穀米20gくらい入れて炊いていますが、白米のみで炊く場合と比べてかなり食感・色ともに変わります。食感はモチモチしていて、色は全体的に紫っぽいです。
玄米が重要なのは、胚芽の部分とぬかの部分両方を持っていることです。胚芽には各種ビタミン、ミネラル、フィチン酸という物質が含まれていて、特にフィチン酸には重金属や農薬と結合して、体内に吸収させない働きがあります(『人類が生き残るために』日本消費者連盟 38項)。
また、ぬかには食物繊維が含まれ、発ガン物質などの有害物質が腸から吸収されるのを防ぐ働きがあります。玄米は放射能汚染されやすいので、摂取には慎重になっていますが、有害物質排出効果が高いので産地にこだわって摂取しています。
特に、食欲不振になりがちな現状では大切な栄養源となっていて、実際食べ始めてから体調&肌の状態がいい感じなので、今後も継続して摂取しようと思っています。