最近読んだ本で、「やっぱりそうなんだ」と思ったことがあったので書いておこうと思います。
それは、『葬られた「第二のマクガバン報告」上 「動物タンパク神話」の崩壊とチャイナ・プロジェクト』という本の、動物タンパク質(動物性食品)の摂取がガンを発症させるという記述です。
動物タンパク質とは、肉類、魚介類、乳製品、卵に含まれ、戦後日本がアメリカから栄養があると刷り込まれてきたものです。
しかしながら、それらは日本人がそれまで摂取する習慣がなかったものでもあり、日常的に摂取するには体への負担が大きい食品であるように思います。
個人的に、動物性タンパク質はあまり得意ではないため、この本を読んでも「やっぱりそうなんだ」程度にしか思いませんでした。
が、一般的には乳製品や卵には栄養があると思われているでしょうし、肉類や魚介類もある程度は摂取すべきものだと、認識している人が多いのではないかと思います。
実際、義務教育時代に教師や同級生から、「肉も食べたほうがいいよ、好き嫌いは良くないよ」と指摘されましたから、大半の人は動物性食品は摂取すべきものだと考えているような気がします。
そんな、「動物タンパク質がガンを発症させる」と書かれているこの本ですが、それ以外にも興味深い記述がありました。
それは、植物タンパク質(植物性食品)の摂取は、ガンを発症させないという内容です。
植物タンパク質は、大豆、豆類、穀類、野菜、果物に含まれ、日本人が長い間摂取し続けてきたものです。
もちろん、ストレスや放射能汚染、農薬など他の原因により、ガンを発症する可能性もあるため、植物性食品のみを摂取しているからといって必ずしもガンを発症させない、とは言い切れないと思います。
ただ、現代日本人にガン患者が増えていることは事実なので、それを予防できる点においては、植物性食品を摂取したほうが、ガン発症率は下がる可能性が高くなると思います。
特に、近年では世界的に乳ガン発症率が高くなっていて、日本もアメリカほどではないにせよ、年々増加傾向にあるようなので、動物性食品の摂取は可能な限り控えたほうがいいと認識しています(乳ガンの原因になる食事あれこれ)。
また日本の場合は、
でも書いたように、レントゲンやCTにより、人工放射線を浴びすぎていることも影響している気がするので、食生活以外でも意識して生活する必要があると思っています。
とりあえず、欧米諸国で見られるオシャレな食品には、動物性食品がたっぷり使われている場合が多いため、そうした食品の摂取はできる限り控え、【放射能を排出する食】や『体質と食物』にも書いた、日本古来の食品を中心とした食生活を営んでいこうと思います。