先週、「イラストレーター安西水丸展」を見るために世田谷文学館へ行ってきました!
先月から精神的にしんどいことが続いていたせいか、久しぶりに都内へ出掛けていい気分転換にもなりました。
せっかく行ったので、記念にポストカードも買ってきました♪ 他にも、いろいろなグッズが世田谷文学館入口付近で販売されていました。
安西水丸さんのことを知ったのは、村上春樹氏のエッセイがきっかけ。
エッセイの挿絵から醸し出される、水丸さんにしか出せないであろうユーモアとほのぼの感に癒されていました。
その後、雑誌『アルネ』や『暮らしのおへそ』でプライベートを垣間見る機会があり、勝手に親しみを感じていました。
が、恥ずかしながらそれ以外のことはほとんど知りませんでしたので、今回の展示会でどれだけ世の中に影響を与えていたイラストレーターかを知ることになりました。
1970年代から小説、漫画、絵本、エッセイ、広告など実に幅広い方面で活躍されていたんですね。
小さい頃より絵を書くことが好きだった水丸さんは、その人にしか描けない絵を追及し続けたとのこと。
安西水丸さんが亡くなって今年で7年が経ちますが、亡くなって2年経った頃に村上春樹氏が書いた文章が展示されていました。
「この世界には水丸さんにしか埋められないスペースみたいなのがけっこうたくさんあったのだな」「ほかの誰をもってしても代わりをつとめることができない」という部分が特に印象的でした。
世田谷文学館2階の広いとはいえないスペースに、水丸さんに関する展示が凝縮されていましたが、本当に行って良かったなぁと思える展示会でした♪ カメラOKだったのも嬉しかったです。
帰宅後、『アルネ』に掲載されていた水丸さんのページを読み返したら、世田谷文学館で展示されていた服が掲載されていました。
『暮らしのおへそ』のページは、印象深かったようで切り取って保管していました。エッセイの挿絵になっている水丸さんのイラスト、今後もときどき見返して楽しみたいと思います。