こんにゃくには、砂おろしといって腸をきれいにする作用があるとされています。
それは、こんにゃくに含まれるグルコマンナンという食物繊維が、人間の消化酵素ではほとんど消化されず便通を促す効果を発揮するからだそうです。
こんにゃく芋が主原料のこんにゃくを選ぶ
また、こんにゃくには利尿作用があるのでむくみ予防になるほか、最近では糖尿病にも効果があることが分かってきています。
そんな栄養豊富なこんにゃくですが、体を冷やす効果があることから、冷え性の私はあまり食べないようにしています。
ちなみに、こんにゃくは、こんにゃく芋の扱いにくさ・保存しにくさにより、スーパーで売っているこんにゃくの多くが、こんにゃく粉を主原料としたものになっているみたいです。
しかし、こんにゃくを摂取する際はこんにゃく粉ではなく、こんにゃく芋を主原料とした生芋こんにゃくを食べるようにしています。
栄養価の違い
その理由は、
- 生芋こんにゃくは、生のこんにゃく芋を仕入れて、すり潰し、そのまま製品に直接加工を行っているため、こんにゃく本来の風味が活かされていて美味しい
- こんにゃく芋を主原料とするこんにゃくの方が、栄養価が高い
- こんにゃく芋を主原料とするこんにゃくの方が、凝固剤(水酸化Ca)の使用量が少ない
ためです。
上記の理由を総合すると、生芋こんにゃくの方が自然の形に近いからということになります。
手間がかかる製造工程
大量生産・大量消費・大量廃棄社会では、生産に手間がかかる非効率な商品は少数になりがちです。
もちろん、私自身がそういう社会で生きていることに受けている恩恵も多いでしょうが、だからといってその枠組みにはまりきる必要はないはずです。
共感できる価値観を持った企業の商品を買う自由があると思います。
それゆえ、生産に手間がかかる非効率な商品でも、体に負担の少ないものであれば摂取し続け、薬には頼らない健康体を目指して生活していきたいです。