先日宮崎へ行った際に見た、青島神社と鬼の洗濯板の景色が素晴らしかったので紹介したいと思います。鬼の洗濯板は、自然にできたものとはいえ圧倒的規模ですごかったですし、江戸時代までは一般人が入れなかった青島神社も強力なパワースポットといわれるだけあり厳かなものでした。
青島神社・鬼の洗濯板へは最寄り駅である青島駅まで行き、そこから徒歩15分ほどで行くことができます。青島駅へは、宮崎空港駅からJR日南線で乗り換え等を含めても30分ほどで行くことができます(宮崎駅からだともう少しかかります)。電車は1時間に1本くらいしかないので、行きに帰りの電車時間も確認しておくと良いと思います。
青島駅から青島神社・鬼の洗濯板までの道は、わりあい舗装されているので歩きやすかったです。歩道橋を渡る以外は、駅から真っすぐの道でした。
途中にマンゴーパフェのお店があったので食べてみましたが、とても美味しかったです。
そうして歩いていると、九州本土と青島を結ぶ橋に着きます。青島の中に青島神社があり、橋の両側に鬼の洗濯板が広がっています。
鬼の洗濯板とは、約1500~3000万年程前に海中で出来た水成岩(砂岩と泥岩の累層)が隆起して、長年にわたる波の浸食によってできたものの俗称です。国の天然記念物に指定されている珍しい形の岩です。
青島から巾着島までの約8kmの海岸線に見られるそうですが、青島周辺の岩だけ見てもかなりの規模でした。
そのため、波状岩が広がる光景は圧巻!岩の間にはカニや貝などもいました。
青島に着くと青島神社があります。青島は、200種類以上の亜熱帯性植物が生い茂る周囲1.5kmの小さな島で、その植物群落は国の特別天然記念物に指定されています。
青島神社の鳥居をくぐり、青島神社の本殿へと向かいます。青島神社は恋愛成就の神様として有名だそうで、一昔前はかなりの賑わいを見せていたそうです。
ただ、近年は賑わいも落ち着き神社らしい雰囲気になっているようでした。鳥居をくぐり少し歩くと、左側に宮島神社の神門が見えてきます。
青島が鴨就島と呼ばれていた時代もあったことから、神門には鴨就宮と記されていました。
本殿に就きました。祭神は彦火火出見命(山幸彦)、豊玉姫命、塩筒大神となっています。
本殿で参拝した後、右側に道があったので歩いていくと、大量の絵馬の奥に元宮がありました。元宮付近からは弥生式土器や獣骨が出土しており、古代この場所辺りで祭祀が行われていたと考えられているようです。この奥の雰囲気が至極厳かで、青島神社の神聖さを物語っているようでした。
季節柄空気が澄んでいたのと天候に恵まれたおかげで、素晴らしい景色を360度堪能でき大満足でした。また宮崎へ行く機会があれば行ってみたい場所の1つです。