明治時代の偉人で好きな5人

本で知った過去の偉人達が大勢います。

「偉人」と一括りにするのは好みませんが、そうしたスゴい活躍をした人々の中で、特に明治時代の魅力に感じた5人をご紹介。

児玉源太郎

まず1人目は、児玉源太郎さん。

児玉さんは歴史上1番好きな人物で、あまりに好きすぎて多磨霊園のお墓(奥様と並んで建っています)にまで足を運んでしまったくらいです。

流石に失礼かと思い写真は撮りませんでしたが、その後江の島にある児玉神社へ行って写真を撮ってきました。

彼は頭の良さや人柄など魅力が満載な人だったので、後述する大山巌さんにかなり好かれていました。

非常に有能でありながら温かみがあり、軍人ではありましたが人の命を非常に大切にする方だったので、この人が長生きしていたら日本社会も変わっていただろうと思わずにはいられません。

そんな彼の意外な魅力はお金に無頓着だったことで、お給料も後輩に物品を買ってあげるなどしてほぼ使ってしまい、児玉家は借金をしていたくらいです。

大山巌

2人目は大山巌さん。

大山さんは西郷隆盛さんの従弟にあたります。

結婚相手は捨松さんという英語堪能・才色兼備の若い女性でしたが、薩摩藩と敵対関係にあった会津藩出身の方でした。

にもかかわらず、大山さんとは生涯仲睦まじい様子だったといわれているのがとても素敵です。

ただ、大山さんが最も?好きだったのが、この捨松さんではなく先の児玉さんで、児玉さんも大山さんのことを「ガマ坊」と呼んで非常に慕っていたそうで、相思相愛が微笑ましいです。

秋山好古

3人目は秋山好古さん。

『坂の上の雲』でもお馴染みの方で、弟・真之さんも有能な軍人です。

ただ好古さんの方が人を統率する能力には長けていたようで、日露戦争のコサック部隊は有名ですし、軍人を退役した後に小学校教諭になったことも知られています。

有能さもさることながら、お酒が大好きだった人としても有名。

ただ清潔感には気を遣わない人だったようで、そのエピソードが数多く知られています(笑)

でも、生きるか死ぬかの最前線で類まれな能力を発揮できるのは、そうした人なのかもしれません。

小村寿太郎

4人目は小村寿太郎さん。

幕末に日本が結ばされた不平等条約改正に尽力した、陸奥宗光さんが認めた非常に有能な外相です。

小柄であったことからネズミ外相と呼ばれていましたが、他国からその点をバカにされた際に「うどの大木」を引き合いに出し、対等に渡り合ったといわれています。

日本を守るために、頭をつかって必死に他国と戦った人です。

明石元二郎

最後、5人目は明石元二郎さん。

スパイとしてロシアに入り込み、数百億円を使ってロシア内部から日露戦争を揺るがせた人物です。

この人も秋山好古さん同様身なりに気を遣わない人だったようですが、語学力に非常に長けており、各国の情報収集に努めたいくつかの逸話が残っています。

国内外問わず女性にモテたようですが、本人は国や国民のためという意識を忘れず、常に冷静沈着に行動していたといわれています。

スパイ資金として残ったお金も、戦争後きちんと政府に返したそうです。

個人的に戦争には絶対反対ですが、過去に国や国民を守るために命を懸けて現場で戦った人々には魅力を感じます。

でも、こうした人達が戦争ではなく別の形で社会の成長・発展に力を尽くせていたら、、、

現在は全く違う社会になっていたんだろうなと残念にも思います。

以上、明治時代で好きな人々でした。