1人暮らしをしていた12年間のうち、節約をしていなかった時期はほぼなく、常に節約していた記憶です。
特に生活が厳しかった頃は、超節約生活をしていました。
今でこそ話せますが、当時はあまりの財力のなさに、暗い部屋の中で涙が出ないほど絶望したことが何度もありました…
1人暮らしを始めた当初は、奨学金とアルバイトで生活していたのでそれこそ必死で節約していました。
女の子が住むべきではないようなボロボロのアパートの1階に住み、友人や恋人を呼ぶのも躊躇していました…
実際住民は私以外全員男性でしたし、洗濯機置き場も外、私の退去と同時にそのアパートが取り壊されたため、本当にボロいアパートだったんだ…とショックを受けた覚えがあります。
ただ、当時付き合っていた相手には経済的辛さを言い出せず、デートも辛かった記憶があります。
上手く言って、相手に奢ってもらえば良かったのにそれもできず…喫茶店も行きたくなかったなぁ。
超節約生活時の食費は1か月1万円以下、光熱費も6千円以下(水道1,500円、電気2000円、ガス2千円)、外出してもほとんど買い物はしませんでした。
買うとしても激安スーパーで食品を買うくらいで、服飾品、化粧品にはほとんどお金を使っていませんでした。今考えると、よくやっていたなぁと思います。
でも忙しければストレスも溜まるわけで、発散方法として安いお菓子を爆買い&爆食いしていた記憶があります…そんな食生活のためか、顔は吹き出物だらけで、背中・腕・デコルテにもよくニキビができていました。
さらに、顎・背中・お腹・お尻・太もも・ふくらはぎ・足全体にもしっかり脂肪がついていて、冷え性や過敏性腸症候群にもなっていました…
超節約生活でもバランスの摂れた食生活をしていれば、上記症状は出なかったと思いますが、なかなか1人暮らしだと難しい部分があるんですよね。
光熱費も、水道は蛇口をシャワーにする、湯舟に浸からずシャワーで済ます、電気は暗いとき以外付けない、電化製品をなるべく使わないなどして節約していました。
そういえば、トイレットペーパーやティッシュを使うのも遠慮しがちで、ありとあらゆるものを買うのに躊躇していた記憶があります。
また、超節約生活をしているときは、今のように質にこだわることもできず、ただ物があるだけで有り難いという状態でした。
そう考えると、現在のように良質なものを選んで生活できる環境は幸せだなと思います。
ただ、超節約生活を経験して思うことは、超節約をしなければ生活できない状態は異常だということです。
節約する前に、まず家計の固定費を減らすことを考えるべきだと思います。
そうしないと、節約の効果はいつまで経っても薄いままで、そのうち疲れ切ってしまう気がします…