西安・鐘楼周辺(西大街方面)をのんびり歩く

西安へ10回以上行って分かった本当に行くべき観光地でも紹介した「鐘楼」。

鐘楼周囲は道路ですが、周辺地域には「鼓楼」や商業施設、ホテル、飲食店、スーパー、もっと行くと「城壁」もあります。

また、鐘楼と鼓楼の間には噴水付きの大きな広場もあり、ベンチも多いことから休むこともできます。

そんな訳で、西安滞在中はこの辺り(主に西大街方面)をじっくり散歩するのが習慣になっていました。今回はその散歩コースをかいつまんでご紹介!

鐘楼に1番近い建物、「開元商城」。ここは庶民的百貨店という感じで、いつも賑わっています。

また、マックがあるので、現地食が口に合わない場合は緊急避難することもできます(笑)

店内はザ・中国というエリアと、海外メーカーが並ぶエリアとで少し分かれている印象。

無印良品もありましたが、価格は日本より少々高いです。

ユニクロもありましたが陳列が中国っぽい感じなのと、お客様が西洋人ばかりなのが印象的でした。

「開元商城」の道路向かいには、「鐘楼飯店」(通称ベルタワー)という4つ星ホテルがあります。

地下鉄駅が近く周囲にお店も多いので立地は良いホテルですが、日本のようなサービスは求められないので注意。

「鐘楼飯店」から地下道を通って西大街方面に出ると、「世紀金花」という百貨店があります。

この「世紀金花」の前にある「鐘楼」というバス停は、西安市内の様々な場所へ行くのに便利。

ただ、「鐘楼」バス停はいくつかあるので注意です。

ちなみに「世紀金花」は、さきほどの「開元商城」よりも高級な百貨店。

日本食も売っているので便利です。奥にはハーゲンダッツ、右側にはスタバと富裕層や外国人が多いエリアです。

ちなみに、スタバの奥は現地のお店が並ぶショッピングストリートになっています。

その上はどうなっているかというと、「徳発長」という西安餃子の有名店があったり、

「同盛祥」という羊肉泡馍の有名店があったりします。

そんなお店の前は広場になっていて、観光客が写真を撮ったり、

お店の従業員らしき人々が大縄跳びをしていたり、

市民が憩っていたりして、とても和やかな雰囲気です。

奥に見えるのは「鼓楼」。

先ほどのお店の隣にある建物は「西安文苑酒店」という2つ星ホテル。

1度泊まったことがありますが、食事以外は◎なホテルです(笑)

そのため、食事はマックに行くか先程の百貨店で買うのがオススメ。

周辺は現地の人々や観光客も多く、昼間は特に賑わっています。

木陰で休憩している人々も多く、西安には珍しく人口密集地帯です。

さらに歩いて行くと、先ほど遠くに見えた「鼓楼」に到着。

手前には噴水広場があって、夏は涼し気。

その涼し気な噴水で遊びたくなりますが、残念ながら立ち入り禁止。

鐘楼から歩いてきた道を振り返るとこんな感じ。

また前を向いて歩いていくと、右手には「百盛(PARKSON)」というマレーシア資本の巨大百貨店。

この百貨店、お手洗いを借りるには助かりますが、店内は中国仕様なので1度しか行きませんでした。

さらに歩くと左手には、西安滞在中何度もお世話になったアメリカ資本スーパー「ウォールマート」。

ここは日本食がたくさん売っていたので、定期的にお世話になりました。

また、2階の衣料品コーナーが充実していて、安価な衣料品を何着か購入しました。

さらに歩き進めると、城壁にぶち当たります。

城壁の外側に出ると、歩道が整備されていない箇所が多く住宅地も増えるので、毎回散歩時は城壁手前で引き返していました。

 

とはいえ、城壁周辺は中国風情を味わうのには最適な場所。

数千年前の歴史を想像しながら歩けば、気分は西安ではなく長安です。

城壁をそばで見上げるとこんな感じ。

鐘楼を含めた西安中心部は、この高い城壁に囲まれています。

観光を兼ねながらゆっくり散歩していると、自然に辺りが暗くなってきます。

そこで楽しめるのがライトアップ!

「鐘楼」を始め、多くの建物が美しくライトアップする様は実に美しい!

「鼓楼」もこんな感じ。

先ほどのお店やホテルも同様にライトアップされるので、夜遅くならない程度に観賞するのもオススメです♪

ふと足元を見ると、「公安」と書かれたフェンス。

北京よりは厳しくないものの、西安にもどことなくその存在感を示す中国共産党なのでした。

そんな訳で、鐘楼周辺には見どころがたくさんあるので、西安に来られた際はぜひ一度散歩して欲しいものです。