先日、藤沢から平塚の14kmを歩いたのですが結構疲れてしまったので、今回は少し距離を短くして歩くことにしました。
それが平塚から二宮の区間。
さっそく平塚駅前から出発。すぐに平塚宿史跡絵地図という案内図がありました。
平塚宿江戸見附があった場所です。
見附(みつけ)というのは見張りの番兵を置いた軍事施設のことで、宿場の入口に置かれていたそうです。
また少し歩くと、平塚宿京方見附跡がありました。
平塚駅から15分ほど歩いたら大磯町。
日本橋から66km地点。
私たちは藤沢から歩き始めたのでまだまだ先は長いですが…地道に前へ進んでいきます。
歩き進めていくと、高来(たかく)神社がありました。
この神社、明治30年に高来神社に改称される以前は、高麗神社と呼ばれていたそうです。
高麗神社には徳川家康の神影である東照宮が併せ祀られていたため、諸大名は参勤交代の折に馬を下りて参詣していたらしい。
ちなみに神社後ろにある山は、高麗山と呼ばれています。
高句麗からの渡来人伝承により「高麗山」の名前がついたといわれていますが、詳細は不明。
高来神社以外にも、八坂神社、神明神社、六所神社、稲葉神社など多くの神社を見かけました。
化粧坂公園という公園で(名前がすごい)、楽しそうにゲートボールをしていた人々。
大磯の道路は、整備されていて歩きやすかったです。
御屋敷が多く、住む層が限られているような印象を勝手に受けました。
文学者・島崎藤村邸。今回は立ち寄る余裕がありませんでしたが、いつか行ってみたいです。
歩き進めると、東海道松並木という並木道に。
道路の両側には、樹齢数百年レベルの立派な松。
松並木を抜けていくと県立大磯城山公園があり、その敷地内に旧吉田茂邸がありました。
ここも時間の関係上立ち寄れませんでしたが、いつか訪ねてみたい場所です。
時々休憩をはさみながら、約1時間半歩いて二宮町に入りました。
前回の藤沢から平塚までの14kmよりは楽でしたが、風が吹かず蒸し暑かったです。
2時間弱でようやく二宮駅前に到着!
黄緑色の袋が印象的な駅前パン屋・クレメンスさんで、パンを購入して帰宅。
二宮駅前は、日向にいるだけで体力を消耗しそうな暑さでした。
そんな気候の中、今回もよく歩いたと思います。次回は二宮から小田原を歩きます。