歯医者で勧められた、ストレスが原因の食いしばりを治す方法

どうやら物心ついた頃から、理不尽なことがあると歯を食いしばって耐える癖があるようで、

その癖はストレス発散にも使われ、歯ぎしりとともに長年にわたって私の歯を削り続けました。

その結果、食いしばりが原因の歯痛を発症し、酷いときには歯に水が当たるのさえ痛く、寝られないほどの激痛が走ったこともあります。

食いしばりが常態化してしまうと、歯が削れたり欠けたりしてしまい、最悪の場合は歯そのものが無くなってしまうらしいですが、私の場合も歯が削れて欠ける所までいってしまいました。

そうした経過をたどったせいか、エラ張り顔と薄い歯を形成する羽目に…

先日はとうとう歯科医から、「こんなに薄くなった犬歯は見たことが無い」と言われる始末。

このスピードだと10年後には奥歯が消滅してしまうかもしれません…

何とかしなくてはならないのですが、30年以上続けてきたことをそう簡単に止められるほど器用ではないため、困っています。

が、今通っている歯科医自身が同じ症状らしく、治療とともに説得力ある助言を施してくれるので助かっています。

下を向いたり前かがみになったりすることが多い職種では、どうしても上下の歯が接触しやすくなり、歯を食いしばりやすいみたいです。

以前、食いしばりを止めるために歯医者から勧められたことは、

  • ストレスのない環境に身を置くこと
  • マウスピースを装着して歯を守ること

でしたが、最近、同じ歯科医から勧められたのは以下のものです。

  • 1日に数百回、下あごを出す
  • 姿勢を正す
  • 仰向けで寝る(私がうつ伏せで寝ていると言ったから)
  • 食事は前歯で噛む

きっとどの歯科医も勧めていることでしょうから、各説明は省略しますが、1日に数百回下あごを出すのはハイレベルといえます…

提唱した歯医者自身も、「最初からそれだけやると顎の筋肉がおかしくなるので、徐々に回数を増やしていきましょう」と言っていましたが、徐々にやるにしても恐ろしい回数です…

とはいえ、もはやそんなことは言っていられない状況なので、改善方法を少しずつ実践しています。

うつ伏せで寝る癖がある私は、下あごの位置が後退しやすく、それによって正しい噛み合わせが失われているようです。

また、筋力不足で猫背になりやすいため上下の歯が接触しやすく、それも食いしばりに拍車をかけているようです。

下あごを数百回出すなど、自宅以外で実行するのは難しいものもありますが…

日常生活で意識してできることを継続しながら、食いしばりしない人生を送れるようになりたいです。