歯を食いしばって耐えてきた結果、歯が無くなりつつある

どうやら物心ついた頃から、理不尽なことがあると歯を食いしばって耐える癖があるようで、その癖はストレス発散にも使われ、歯ぎしりとともに長年にわたって私の歯を削り続けました。

その結果、エラ張り顔と薄い歯を形成する羽目に…

先日はとうとう歯科医から、「こんなに薄くなった犬歯は見たことが無い」と言われる始末。このスピードだと10年後には奥歯が消滅してしまうかもしれません…

何とかしなくてはならないのですが、30年近く続けてきたことをそう簡単に止められるほど器用ではないため、困っています。

「歯を食いしばる」という慣用句があるくらいなので、日本人には歯を食いしばる人がそこそこいるはずですが、私の周囲には過去・現在ともそういう人はいませんでした。

が、今通っている歯科医自身が同じ症状らしく、治療とともに説得力ある助言を施してくれるので助かります。

下を向いたり前かがみになったりすることが多い職種では、どうしても上下の歯が接触しやすくなり、歯を食いしばりやすいみたいです。

そんな食いしばりを止めるために、歯科医から勧められたのは以下の3点。

  1. 1日に数十回~数百回、下あごを出す
  2. 姿勢を正す
  3. 仰向けで寝る(私がうつ伏せで寝ていると言ったから)

きっとどこの歯科医も勧めていることでしょうから、各説明は省略しますが、うつ伏せに寝る癖がある私は下あごの位置が後退しやすく、それによって正しい噛み合わせが失われているようでした。

また、筋力不足で猫背になりやすいと、上下の歯が接触しやすい状態になるため、それも食いしばりに拍車をかけていたようです。

下あごを出す…など自宅以外で実行するのは難しいものもありますが、日常生活で意識してできることを継続しながら、食いしばりしない人生を送れるようになりたいです。