ここ数年、ずっと小麦粉で焼き菓子を作ってきましたが、体への負担を減らすために、米粉を使った焼き菓子も作りたい!と思うようになりました。
とはいえ、米粉は小麦粉よりも扱うのが難しく、膨らみにくかったりパサついたりなど、焼き菓子に使うのにはちょっとしたコツがいる……という印象があります。
そのため、最初は時間が経ってもしっとりするような具材と一緒に焼いてみようと思い、先日、あんこと抹茶(京都産)を使ったパウンドケーキを焼いてみました♪
1度作ってみて、抹茶と米粉を使用しているためか、甘みと水分量の不足を感じたため、2度目はあんこの量を増やし、豆乳を加えて作ったところ(水でもいいと思います)、しっとり&程よい甘さの絶品パウンドケーキが焼けました!
【18cmパウンド型×1個分】
- 太白胡麻油 50g
- 卵 1個
- あんこ 200g(つぶあん使用)
- 豆乳 50g
- 抹茶 5g
- 米粉 100g
- ベーキングパウダー 小さじ2/3
作り方は簡単で、材料を上から順番に混ぜていくだけです!
まず、太白胡麻油と卵をよく混ぜたら、あんこを加えてさらに混ぜます。
同時に、オーブンを180℃に予熱開始しておきます。
そこへ、豆乳を加えてさらによく混ぜます。
最後に、抹茶、米粉、ベーキングパウダーを加えて、さっくり混ぜます。
粉類を入れた後は、小麦粉使用のときと同じように、さっくり混ぜて混ぜすぎないようにしています。
米粉は小麦粉とは違ってグルテンが入っていないので、混ぜ過ぎても平気と言われますが、、、ベーキングパウダーを使っているためか、さっくり混ぜた方がよく膨らむ気がします。
できた生地を型へ流し入れ(端までしっかり入れます)、中央をくぼませます。
それを180℃のオーブン(下段)で35分焼き、冷めたら完成!水分量が少ない生地のため、いつも作るパウンドケーキよりも焼き時間短めです。
米粉を使った焼き菓子は、時間が経つとパサパサしやすいのですが、これはあんこをたっぷり使うためしっとり感が持続します♪
米粉も、お米の種類によって多少違いがあるようですが、「波里 お米の粉 お料理自慢の薄力粉 1kg」(国産米100%)は焼き菓子に適しているようで、しっとりとした素材と一緒に使っているのもあってか、小麦粉と遜色ない食感を出してくれます。
米粉で焼いたパウンドケーキを何度か食べた夫も、いまだに気付かず「美味しい」と言っています(笑)
また、砂糖が入ったあんこを使用しているせいか、砂糖不使用でも膨らみが安定し見た目もいいです。
あんこ200gで甘すぎると感じる場合は、100~150gくらいにして豆乳の量を10gくらい増やすといいと思います。100gで作るとかなり甘さ控えめになりますが、素材の味そのものを味わえます。
米粉を使ったグルテンフリーのパウンドケーキ、今後もいろいろな素材で作ってみようと思います!