先日日本橋から品川の7.1kmを歩いたので、今回は品川~川崎を歩いてきました。
品川駅前から出発しましたが、快晴で気持ち良く非常に歩きやすい気候でした。
イチョウ並木の脇を、通勤途中の人に交じって歩き始めます。
少し歩くと、旧東海道と記された橋のようなものを発見。
これは、八ツ山橋という旧東海道品川宿の入口に架かる橋だそうです。
八ツ山橋といえば箱根駅伝で有名。
美しく紅葉しているイチョウ並木を横目に、気持ちよく歩いていきます。
こちらは品川神社。
旧東海道には由緒ある社寺が多く、品川神社では大黒天を祀っているそうです。
途中、大森海岸駅を過ぎた辺りに鈴ヶ森刑場がありました。
江戸時代に、江戸の北の入口(日光街道)に設置されていた小塚原刑場、
西の入口(甲州街道)沿いに設置されていた大和田刑場(または中仙道入口の板橋刑場とする説もある)とともに、江戸三大処刑場よばれていた場所です。
江戸の治安維持のために見せしめ的意味合いを持っていたといわれています。
会社やマンションが多く立ち並ぶ地域を歩き続けて、大田区に入ると広い歩道になりました。
舗装されている平面の道はとても歩きやすいです。
長い橋(六郷橋)を通り、多摩川を渡っていきます。
橋の途中で、神奈川県に。川崎駅に向かって歩き進めます。
橋を渡り切った場所に、明治天皇聖躅(せいちょく)碑(明治天皇六郷渡御碑)がありました。
全国の至る所にある明治天皇関連の石碑です。
近くに「長十郎梨のふるさと」という看板も発見。
現在の梨は幸水・豊水などの品種が主流ですが、明治~大正にかけては黒星病(果実や葉に症状が出る菌の病気)に強い品種として、長十郎が全国の梨の6割を占めていたそうです。
川崎駅に近づくにつれて、狭い道および商店街へと周囲の景色が変わっていきます。
商店街の一角に、東海道かわさき宿交流館という立派な建物がありました。
次回は、川崎から横浜を歩きます。