先日西安碑林博物館をご紹介しましたが、今回はその周辺にある書院街をご紹介。
書院街は書院門から西安碑林博物館に続く通りで、書画・筆・硯などを扱う専門店がひしめき合う場所です。ここを歩いていると、自然と中国文化や歴史に触れることができます。
高級店からそうでないお店まで様々ですが、書道をする人にはたまらない品ばかりだそうで、日本からも訪れる人がいるとのこと。
ただ、お店によって物も値段もピンキリなので、素人が判断するのは難しそう。
もし買うならその道に詳しい人と一緒に来るほうが間違いなさそうです。
ただ、見ているだけでもかなり楽しい♪
こちらのお店では、筆や硯のほか扇子なども売っています。
筆がズラリと並ぶお店。
素人判断ですが、このお店は陳列からして物が良さそう!
筆を立てている入れ物も素敵。
こちらは、判子や翡翠加工品を作ってくれるお店。
筆、硯を扱うお店だけでなく、観光客相手のお土産屋さんも交じっています。
中国の伝統演劇である京劇で使われるお面のようなものも。
手のツボ押しグッズを販売するお店でしょうか?中医学の解説図が興味深かったです。
こちらは、お茶セットを販売するお店。箱に入っているものは高そう。
宝石店でセールをやっているようでしたが、お客様はゼロ。
西安は兵馬俑が有名なので、それを模した像がよく売っていました。
ただ、このひょうたんは何か不明。
字が上手くなりたい人や、子どもに書道を習わせたい親が子どもと一緒に、碑林博物館やこの書院街に来るのだそうです。
1日いても飽きないくらい見どころ満載なので、かなり楽しめそう。
西安文理学院という大学の入口が通りに面していました。
この大学は、もとは関中書院という明代・清代に中国四大書院(学府)の1つとして有名だったところ。関中書院は多くの官吏を輩出した学校だったそうです。そして、ここはその跡地。
長くなってしまったので、次回西安・書院街をのんびり歩く【後編】で続きを紹介したいと思います。