ぺんぎんメモ

西安碑林博物館で感じた中国文化と歴史

time 2017/07/15

今まで行った都市の中で魅力的に思った場所の1つに、中国・西安があります。

西安へ10回以上行って分かった本当に行くべき観光地

中国庶民の生活を垣間見れる市場

でも書きましたが、(衛生面などは別にして)西安はとても面白い都市です。中国と聞くと多くの日本人が敬遠しますが、エネルギー満ち溢れる街の雰囲気は、その空間にいるだけで元気が出てきます。

確かに、国・人ともにぶっ飛んだ発想が多いので危険な土地であることは間違いないし、水と大気の汚染のせいか食事の大半は高級店でも美味しくない(笑)

でも、そうしたマイナス面を凌駕するほどの生命力という巨大なプラス面を、個人的には中国に対して抱いています。きっとそう思えるのは、学生時代から素敵な中国人に出会う機会が多く、中国に対するイメージが多少なりとも良いからかもしれません。

さて、西安オススメ観光地は西安へ10回以上行って分かった本当に行くべき観光地で書いたので、今回からはのんびり散策すると面白い場所をいくつかご紹介したいと思います。

まずは、歴代書家の石碑を数多く保存・展示している「西安碑林博物館」から。

西安碑林博物館は、紀元1087年に創建された900年以上の歴史を持つ博物館で、中国においては一番古くて完全な状態で残された書道博物館といわれています。

そんな館内には、漢から清までの歴代石碑、墓誌銘(お墓のすぐ傍らに建てられる石碑のこと)を千基ほど、北魏や唐代の石彫刻、顔真卿(がんしんけい)、王羲之(おうぎし)、欧陽詢(おうようじゅん)、柳公権(りゅうこうけん)など有名書家の石碑、玄宗皇帝直筆の石碑など、計1万点以上の収蔵品があります。

もともと西安碑林博物館は、唐の開成石径(837年完成の儒家経典で、古代中国の政治経済・文化・軍事・周辺諸国との交流史など内容は多岐に渡り、その数は合計114石・228面・65万252万字に上るとのこと)と、石台孝経(親孝行を説く孔子の教えが刻まれた石碑)を保存するために設立されたといわれ、入口を入った所に玄宗皇帝直筆の「石台孝経」があります。

ブレブレ写真で申し訳ないですが、室内に入ると巨大な石碑がこれでもかと並んでおり、終始圧倒されます。そして衝撃の事実は、大半が1000年以上前に作られたものであることです。

どの石碑にもびっしりと美しい字が刻まれています。

こちらは顔氏家廟碑という、顔真卿が顔家の功績を書き記したものです。

 

こちらは欧陽詢が記した、「九成宮醴泉銘」(きゅうせいきゅうれいせんめい)。大変美しい字で、見ているだけで心が清められるようでした。写真を見ているとまた見に行きたくなってきます(笑)

こんな風に非常に素晴らしい石碑が膨大にあるため、じっくり観賞しているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

有名書家の石碑では、こうして拓本を取っている光景を何度か見かけました。あまり拓本を取り過ぎると石碑が傷んでしまうため、保護すべきレベルの石碑はガラスで覆われているようでした。

 好きな人なら何度足を運んでも飽きることがない、西安碑林博物館。教育熱心な中国の親たちは、ここへ子どもを連れてきて幼少時代から書道を学ばせるのだそうです。中国文化と歴史を堪能できる西安碑林博物館へは、ぜひとも1度は訪れて欲しいものです。

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奨学金を返済しながら移住・(セミ)リタイア生活に向けて準備しているブログです。社会環境への言いたい放題、旅、食事など実体験を踏まえてお届けします。基本的に自由で、科学的かどうかは重視していません。

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