北京・王府井大街にある「apm新東安市場」というショッピングビルには、多くの飲食店が入っています。
その中に「板長寿司」という和食が食べられそうなお店があるのですが、なかなか良いお値段のせいかお客様は少なめ。
案内された店内は、清潔感が漂う日本っぽい空間。おぉ、これは期待できるかも!とメニューを見ながら、いくつか料理を注文。
が、ここは中国。まず、これを和食と言っていいのか不明ですが、ポテトサラダを食べてみました。が、見た目もさることながら味も現地化……即さようなら。
日本企業ではなく、香港のTASTE OF JAPAN GROUP (和の味グループ)という会社が運営しているお店と知って少々納得しましたが……
次に食べた、ナスの煮びたしに独特のソースがかかった料理なんて…ナスにそんな複雑な味を施すなんて、ナスの風味を消してしまうじゃあないか、あゝなんて可哀想なナス!
でもここは中国。風味豊かなナスは生産されないので、濃い味付けでないと困る模様…out!
こちらは、チャーハンもどき。
繊細でない味付け・洗練されていない盛り付けが、食べる気を失せさせます。こうやって和食は世界に広がっていくのでしょうか?
「板長寿司」自体は、香港やインドネシアで人気店となっているそうですが、そちらでは受け入れられる味なのでしょう。
ちなみに、このうどんはまあまあでした♪
10回以上北京へ行って分かった美味しい食事処でも紹介した「丸亀製麺」も美味しかったので、もしかするとうどんは外れが少ないのかもしれません。
どちらにせよ、北京滞在では食事もストレスになる場合が多いので、日本からおにぎり(当日用)とカップ麺、レトルト味噌汁、ウィダーイン(暑い時期)を持って行くことが定番化しています。
海外滞在中、健康に過ごすためには可能な限り日本食に近い食事を摂ることが大切です。現地食を試すのも良い思い出になるけれど、なるべく健康的に思い出をつくりたい。
そのために海外滞在中は、日本食を持参してホテルの部屋など気の休まる場所で食事を摂るのが習慣になっています。