年金は申請から受給開始までに最低2か月かかる

で年金請求をしてから、ようやく年金受給開始日の通知がありました。

6月5日に請求して8月8日に通知がきたので、丸々2か月かかったことになります。

さて、年金受給日は偶数月の15日と決まっているため、この場合の受給開始日は8月15日になります。年金は、偶数月に2か月分ずつ受給する仕組みなのです。

以前もお話しましたが、年金は請求してからすぐに受給できるわけではなく、年金請求後に「年金受給が決定しました」という通知が2度ほど届き、その後年金受給開始日の通知があって初めて受給が開始されます。

そのため、勘違いされる場合も多いそうですが、「年金受給が決定しました」という2度の通知は、年金がいつから振り込まれるかを明記したものではなく、あくまで年金の受給が決定したことを知らせるもの。

それゆえ、年金がいつから指定口座に振り込まれるかを明記した「年金証書・裁定通知書」が届くまでは、年金の振込はされません

そんなシステムですから、年金請求書の提出が遅れれば遅れるほど受給開始も遅れるわけで、最短2か月の時間で受給できるところが、それ以上かかることもあり得るのです。

年金財源が不足しているため、国は何とかして年金を受給させないようにしていますが、長年払ってきた年金保険料を受給することは当然の権利です。

事前に情報収集をして、年金をきちんと受給できるようにしておく必要があります。