奨学金返済残高がついに100万円になったでも書いた通り、返済残高がようやく100万円を切りました。
が、それでもまだまだ完済まで先は遠いです。しかも今月退職するため、しばらくは繰り上げ返済も無理そう…
まぁ、心の健康のほうが大事ということで、とりあえず細々と返済していこうと思います。
さて、今から10年以上前、返済が始まったと同時に、自宅に「奨学金返済シミュレーション」なる5枚綴りの用紙が送られてきました。
それは、返済期間を20年として想定された返済計画用紙で、最初の引き落とし日から、返済額が0になる最終引き落とし日まで、全て記載されているもの。
その用紙を最近引っ張り出して、ペラペラとめくって見ていたのですが、このシミュレーション通りの返済をしていた場合、完済まであと10年弱かかることになっています…
ここ数年繰り上げ返済を繰り返しているので、それよりは早く完済できると思いますが、できる限り早く返済したい!それは「借金がある」という精神的負担以外に、利息で余計に払う必要があるからです。
もしシミュレーション通り20年間かけて返済した場合、当初借りた金額よりも50万円以上多く、利息として払わなければなりません…
周囲で奨学金を借りた知人の大半は、私のように500万円近く借りた人がいなかったせいか、就職後数年のうちに返済しているケースが多いようでした。
ただ、看護師を目指していた高校時代の友人は、私以上に多額の奨学金を借りる予定だと話していましたから、返済にはそれなりの時間がかかっていると推察します。
仮に、大学時代の知人のように、親が社長、大学教授、パイロット、大企業勤務などであれば、奨学金とは無縁だったかもしれません。
出身がド田舎でなく都会であれば、下宿にお金がかからなかったかもしれません。
ド田舎出身でも親戚の子どものように、公共事業の立ち退きで億万長者になっていれば、仕送りもアテにできたかもしれません。
頭が強ければ、学費免除か返済不要の奨学金を借りられたかもしれません。
が、それらのどれにも当てはまらないのに大学へ行きたかったので、奨学金という名の借金をして大学へ行き卒業しました。
結果、心身とも壊しながらも、それなりに好きに生きて来れたので良かったと思っています。
返済の見通しが立ったため、今後も地道に奨学金返済に励みたいと思います。