ぺんぎんメモ

sponsored link

貧しい日本「人を大切にしない風土」奴隷のように労働者を扱う企業

time 2017/03/17

最近、政府と経団連は、繁忙期の残業時間について月100時間未満までなら認めるような方向で動いていると知りました。

日本社会に残業時間が多いのは、他国と違い、業務に完璧性を求めるからだと言われます。それが結果として組織や社会全体の生産性を下げている気がしますが、完璧性は国民性でもあるため、なかなか変えられない部分なのかもしれません。

とはいえ、だからといって過剰なまでに労働をさせようとする風土が根強いのは、年を重ねた世代が「自分達も苦労・努力し頑張ったんだからお前らも苦しめ・頑張れ」と若い世代への意識が働いているからだとも感じます。

「頑張っている会社はもっと頑張っているんだ」とか「努力している人は結果を出している」とかいう根性論もはたらいて、労働者が過剰に酷使される状況に追いやられている気がします。

それもこれも、日本社会に労働者を守る環境が弱く、企業優先の論理があるからではないでしょうか?

そんな風土は、今に始まったことではなく『蟹工船』小林多喜二の頃にもあったし、明治時代初期にもありました。明治時代中期以降には北海道の開拓にあたって、本州の貧しい人々を甘い条件で招き寄せ、人権侵害も甚だしい環境で亡くなるまで酷使させましたよね。

また、海外への開拓や仕事の紹介などで、男性だけでなく若い女性が数多く騙されて海を渡った歴史もありますね。お札にも載っている人物やその他崇められている人々も、もちろん教科書には乗りませんが、多くの日本人を犠牲にした人々です。

そうやってまさしく奴隷のように労働者を扱ってきた訳ですが、あれから150年経てもその根本には変わりがないようにみえます。人間の性質が100年やそこらで変わるわけはないでしょうから、人を大切に扱わない性質は日本の風土病なのでしょう。

それは、資源がなく周囲を海に囲まれているために、ひとたび自然災害があれば最少人数が生き残るために、残酷な判断を迫られた多くの経験があるためではないでしょうか?

でも、だからといって今もなお労働者を酷使するのは、間違っていると思います。まあ、そのうち労働者が減って企業が労働者を確保するのに必死になれば、おのずと労働者の待遇も改善するのかもしれませんが…。

それでも、同年代なんかは今も異常なほど過重労働させられていますからね。一刻も早く、労働者の待遇が改善されることを望みます。

down

コメントする




CAPTCHA


ご挨拶



アーカイブ

免責事項

当サイトの文章・画像・デザインの無断転載は固くお断りいたします。いかなる損害が発生しても当サイトは賠償責任を負いません。