私は、広河隆一氏の本からチェルノブイリ原発周辺地域の現状を知りました。
ゆえに、氏が数人の女性に性暴力をはたらいていたことを知った時、
「原発推進派にハメられたのか?」と思ってしまったほどでした…(同じくジャーナリストである志葉玲氏が関係者に事実確認し、事実であることが分かっています)。
危険環境に身を置き続ける中で、犯罪を犯してしまうほど精神的におかしくなってしまったのだとしても、人として許されることではないし、
ましてや氏が犯したことは、日本人ジャーナリストへの信用・信頼を失墜させてしまうほどのことではないでしょうか…
ここで男性・女性とは言いたくありませんが、日本社会にはあまりにも女性蔑視で女性をバカにする風潮が目立つだけでなく(大手メディアでも、歳を重ねた女性に対する敬意が見られない)、
狂ったような女性消費も目立ちます。
そうした男尊女卑文化の日本社会で培養された日本人男性の大半が、無意識的に女性を低く見ている事実は否定できません。
もちろん、それを助長するような女性がいることも事実です。
ただ、いまだにそうした誤った認識を持っている日本人男性が多いのは事実であり、大学教授のいかがわしい話でも書いたように、
権力をもった日本人男性には、国際的に見れば明らかな性犯罪を行っているケースが多い印象があります。
発覚しないだけでもみ消されているケースも数件知っているので(女性側が泣き寝入り)、実は広河隆一氏以外にも立場を悪用して、
女性の人権を踏みにじる行為を続けている日本人男性は多いと思っています。
権力ある男性がそうでない女性に対してセクハラするのはその典型で、それが日本の様々な組織で行われている可能性が高いと思います。
例え広河隆一氏が反省し職を辞そうとも、立場を利用して女性に性暴力をふるい続ける日本人男性は減りそうにない気がします。