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『江戸千代紙』と『思い出プリント大百科』から感じる庶民生活

time 2017/04/17

以前「「江戸東京博物館」で江戸時代の生活を垣間見る」で見た江戸千代紙が非常に印象的だったので、『江戸千代紙』という本を買いました。

江戸千代紙とは華やかな色彩の模様を和紙に木版手摺したものであり、古くは宮中で使われた短歌などを書く紙に模様が施されたのが始まりだそうです。

それが、大名に伝わり庶民へと伝わっていったといいますから、江戸文化の1つでもあります。

江戸千代紙のモチーフは、伝統的な衣装の柄や花鳥風月を表したもの、歌舞伎といった風俗習慣など江戸庶民の好みが反映されたものなどがあるそうです。

浮世絵の発達とともに色彩豊かな千代紙が多く売られるようになり、女の子は美しい千代紙を集めて人形を作ったそうです。また包み紙や菓子敷きなどにも使われていて、千代紙は江戸庶民の生活に深く浸透していたみたいです。

そんな訳で、江戸千代紙には江戸文化・風俗など庶民生活が反映されているものが多いので、千代紙を見れば江戸生活を垣間見ることができるかもしれません。素敵なデザインだな~で終わらないように、じっくり読んでいるところです。

こちらは、生地や折り紙、包装紙など1955~1975年の暮らしの中のプリント柄を掲載した『思い出プリント大百科』という本で、著者・宇山あゆみ氏のプリントコレクションが、その当時の雑貨や小物とともに紹介されています。

私が幼少期に見かけた柄もありますが、最近では見られなくなった柄が多く掲載されていました。お菓子の包み紙や、百貨店の包装紙などその時代を反映した懐かしいものが多いです。

江戸千代紙もプリント柄も、当時の庶民生活に寄り沿っていたものですが、現代は柄物よりもシンプルなデザインのものが好まれています

それは社会が江戸時代や昭和時代よりも複雑化・多様化・細分化したため、人々がシンプルなものを求める精神状況が反映された結果ではないかと感じています。

柄はその時代の文化を表す面白いものですが、今後現代の柄は何で表されるのでしょうね?無地かな?

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