【青森市内観光・1泊2日1人旅】念願の三内丸山遺跡

謹賀新年。本年もどうぞよろしくお願い致します!!!

さて、実はまだ終わっていなかった青森旅行記。年明け早々、まずそれらを投稿しておきたいと思います!

青森旅行では、長年行きたかった三内丸山遺跡へも行けました!JR青森駅からだと、観光周遊バスねぶたん号で約30分かかる場所に位置しています。途中、新青森駅から大勢の観光客が乗ってきてバス車内は大混雑。

三内丸山遺跡は、今から約5900年前~4200年前における縄文時代の集落跡で、長期間にわたって定住生活が営まれていたことが分かっています。

ただ数か月前に行った【3泊4日長崎・佐賀・大分旅行】吉野ヶ里遺跡と比較すると、三内丸山遺跡における屋外の見どころは小規模でした。が、屋内施設が充実しており縄文時代の暮らしぶりを効率的に知ることができました。

特に驚いたのはこの時代すでに他地域との交易が盛んで、ヒスイや黒曜石など様々な物品が入ってきていたこと!また食物が豊富に手に入ったようなので、この社会の暮らしは豊かだったのでは?と感じました。

ただ屋内施設の撮影可能区域は限られていたので、屋内施設の写真は少なめ。これは三内丸山遺跡が発見された当時の新聞記事。メディア等で大変な話題になっていたようですね。

吉野ヶ里遺跡は工業団地建設予定地にて発見されましたが、三内丸山遺跡は野球場&サッカー場建設予定地から出土したんですね。吉野ヶ里遺跡同様、建設中止を決めた当時の首長はすごいと思います。

屋内施設にあった「縄文ビッグウォール」というこの壁は、約5900年前~4200年前の土器の破片を、時系列的に下から上へ並べてあるそうです。古い時代のほうが黒く、上に向かって明るい色になっていくみたいです。

屋内施設の真ん中辺りに、屋外施設へ繋がる出入り口がありました。出入り口は屋内施設の展示資料と繋がっていたため分かりにくく、最初は通りすぎてしまいました(笑)

屋外へ出て予想外に現れた自然にビックリしつつも、道なりに左へ進んで歩いていくと有名な三内丸山遺跡の光景が見えてきます。

ただ想像よりもこじんまりしていたので、少し拍子抜けしました。といいつつ、時間がなかった身としては効率的に観光できたので助かりましたが。

長さ10m以上の建物は大型竪穴建物と呼ばれていますが、この復元された大型竪穴建物は長さが32mもあり日本最大のものとされているそうです。

内部の様子。ここは住居説の他、集会場、共同作業場として使用されていた説もあるらしい。内部では焦げた臭いがしたのですが、それは焼いた木柱を使用しているからだそう。三内丸山遺跡で見た木柱は周囲と底を焼いたものが多かったのですが、地下水が豊富なこともあり、腐敗せずに現在まで残る要因になっていました。

これが有名な大型掘立柱建物(復元)。発掘調査や柱穴底部にかかっていた土圧の分析結果などから全体の大きさを推定して復元されたそうです。

様々な説があるため屋根は復元されていないとのこと。何だかロマンがありますね。

下から見上げたところ。数千年前はどんな社会だったのか、上から眺められる景色はどうだったのか見れば見るほど知れば知るほど気になってきます。

近くにあった白い半球体の建物内には、発掘後保存されている大型掘立柱建物の柱がありました。

柱穴の直径は2m、中心にあるのは直径1mの栗の木柱だそうです。いくら地下水が豊富で木柱を焼いたからといっても、5000年前のものが腐敗せずに残っていることがスゴイ!!柱の間隔から、当時の他建物に比べて巨大な建物だったことが分かります。

半球体の建物を出ると、左方向に掘立柱建物(復元)が並んでいるのが見えました。

歩いている途中、北の谷(低湿地)と呼ばれる場所がありました。ここは主にゴミ捨て場として使用されていたそうで、水分が豊富だったため動物や魚の骨、種子、漆器や木製品、編み物、寄生虫の卵などの有機質の遺物が良好な状態で出土しているそうです。

先ほど見えた掘立柱建物(復元)。地面に炉や床の跡が見つからないことから、高床建物であったと考えられています。

こちらは茅葺き、樹皮葺き、土葺き3種類の竪穴建物(復元)。竪穴建物は地面を掘って床を作り、柱を立てて屋根をかけるという構造。当時この地域の積雪がどれほどだったのか不明ですが、頑丈な構造でないと押しつぶされてしまいそう。

近くにあった白い半円柱の建物内には、盛土とよばれるものが保存されていました。これは竪穴建物や大きな柱穴を掘った時の残土、排土や灰、焼けた土、土器・石器などの生活廃棄物を棄てたものが何層にもなったもの。中からは、土器や石器だけでなく土偶やヒスイなども出土しているそうです。

どうやら遺跡全体は広いものの、まだまだ発掘・整備されていない部分が多い様子。でも青森県には観光名所が数多くあるので、大規模&早急な観光地化は必要ないのかもしれませんね。

三内丸山遺跡観光後は、急ぎ足で近くにある青森県立美術館へ行きましたので次回!

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