ぺんぎんメモ

田舎暮らしの注意点 ― 農村社会は閉鎖的な相互監視社会

time 2017/02/03

程度は違えど、どの時代にも様々な問題があります。

後世ほど、各時代の良い面を集めて活かすことができれば理想ですが、容易なことではないですよね。しかしだからといって、「昔は良かった」などと過去のある時代を美化するのは恐ろしいことです。

それはただ懐かしむだけではなく、部分的に美化された面だけに焦点を当てて作られた歴史を正当化する可能性もあるからです。

sponsored link

相互監視社会

そんな中で気になるのは、田舎移住を進める流れがあること。

私は将来的に地方都市の駅近住宅に住もうと考えていますが(「自宅から徒歩10分圏内に全てが揃う暮らしがラク」)、山深い田舎の農村地域には住みたいとは思いません。

なぜなら、私の実家周辺地域がそうだったからであり、そこでの生活の不便さや理不尽さを挙げればキリがありません。そして、そうした地域の多くが閉鎖的村社会、相互監視社会であることが多く、離脱する人間も出てきます。

私が住んでいた田舎には特にその傾向が強くありましたが、いまだに変わっていません。30代になり人生の半分以上を都会で過ごすようになると、いかに自分はあの田舎に合っていなかったかが分かります。

地域の権力者に従わなければならない

多くの田舎によくあることは、その地域における権力者の意見は絶対視されており、時代錯誤の間違った意見も当たり前にまかり通っていることです。

また、男尊女卑思想がいまだに強い場合が多く、女性が地域の集まりで意見することは好ましく思われないどころか、夫が先立って男性がいなくなった家は低く見られ、軽く扱われることさえあります。

そして地域全体で、回覧板制度や道路整備、ゴミ拾い、意味不明な出費(おかしな募金)などが、いまだに半強制的に行われており、容易に家を空けることさえままならない状況があるのです。

閉鎖的村社会

私は保育所から高校まで全て公立・県立ですが、その全てで制服があり、着用が義務付けられていました。私立でもないのに、高額な制服(関東に住む人からは昭和デザインだねと言われました(笑))をいまだに着用させているようです。

髪型も靴も靴下も何もかもが決められていたので、軍隊教育だと思ったものです。

そうした時代遅れも甚だしい価値観が蔓延している田舎に、都会からの移住者を募るべきではありません。もちろん先進的な田舎もありますが、そうでない田舎の方が圧倒的に多いのです。

それゆえ、仮に田舎に住みたいと考えている人がいれば、なるべく地域内外に人の流れ(電車、バス、船、飛行機など)が頻繁にある土地を選ぶべきだと思います。人の流れがある地域なら閉鎖的でない可能性が高く、住みやすいと予想できるからです。

閉鎖的村社会は移住者がいなければ永遠に変わりませんが、移住者が少数の場合はその移住者自身が大変な思いをするだけで何も変わりません。

ゆえに田舎への移住を推進する組織の方々は、田舎住民を圧倒するほどの移住者が募れる魅力ある田舎になるよう、田舎自身を改革するのがまず先決だと思います。

down

コメントする




プロフィール

ぺんぎん

ぺんぎん

奨学金を返済しながら移住・セミリタイア生活に向けて準備しているブログです。安全な食、倹約、生活環境への言いたい放題、旅行など実体験を踏まえてお届けします。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ [詳細]









アーカイブ